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白銀少女戦記 〜醜悪と華麗の境界に、唱う偶像達〜  作者: 結城斎太郎
~創世と創星の災禍~

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re.cord {one-hundred-ninety-eight}

「ほ、本当に……よろしいのですか……?」


「てか、私。メイサさんの旦那さん。じいちゃんのツテで会ったことありましたわ。外資系企業の社長か。二代目社長の人ですよね?」


「そ、そうです………!!」


「あー、私が知ってるんだったら余計に話が早いっすわ。メイサさん。まぁ………1週間後には離婚できますよ。アトランティス大陸に住民票置いている人は最悪離婚届出さなくても離婚できるようになるみたいなんで。役所とかにも掛け合える人とかも一気に動いてくれる感じだと思うので」


「えっ、優姉ちゃんって……一声掛ければ色々な人が動くようなタイプの人間だったっけ?」


「言ったじゃん。ただの飄々としている大学生じゃないって。メイサさんの旦那、命あったら運が良いくらいの状況になるかもね。死なないだけありがたいって思った方がいいよ」


「殺さないでください。アイツには………生かさぬよう、殺さぬよう……そんな生き地獄を味わわせてやってください!!子供達にも手を上げて、放置するような人間なんて死ぬまで……死にたくなるような苦しみを味わって寿命まで生きてほしいですから」


「りょーかいでーす。私も適当に声掛けておいたんで。お金の方は気にしないでください。色々と計算しないといけないので、逆にお礼とかのお金とか入ると計算面倒臭くなるので。どうしても……っていうなら、タバコ1カートンくらいで良いですよ。流石にお礼を断れるような額じゃない金の動きするので。タバコ1カートンくらいなら……まぁ、本当は何にも要らないですけど。メイサさんが気にしてしまうと思うので」


「ありがとうございます……!!」


「あっ、返信来た……とりあえず……あっ、皆タイミング良く時間あったみたいだね。とりあえず、今から色々なところに振り込むんで。千春と祐。ちょいとお待ちを」


「おーけー」


「あ、う、うん………どーぞどーぞ」



優香がメイサさんの離婚の手続きを丸々引き受けた。これでも優香はお金を振り込めば全てが事が進む。

それで優香の声で動くのは、優香の信頼があるのと……優香、頭金やら成果報酬を相場以上に、受け取る側すらも「流石にここまで受け取れません!!」と言うような額を平気で渡すから。


そんな大盤振る舞いをするような人間を断るような人間がそもそも居ないわけで。そりゃどんなに裏がある人間だって大金積まれれば飛び付くわけだし。


そもそも、そういうことで仮に優香を裏切るようなことをしても、優香自身が単独で制裁をいくらでも下せるような立ち位置だから。


案外、そういうところはフラットに素早く動くから。

そこら辺も人を集めるような人間性なのだろう。良くも悪くも人が集まってくるような………カリスマ性とも違う何かがあるんだろうなって思う。



優香が色々な方面に入金を初めてから10分ほど……私と祐でメイサさんと話していたら、優香から「全部終わったよ」という声が上がった。


10分で終わったんか!?って思った。それについては「意外とそこまで多方面の人じゃなかったから」って言うことみたい。


それでも20人くらいには頭金込みの報酬を1人につき、一人に渡す額でも大学生が到底出せるとは思えない額を振り込んでいた。


総督府が作った口座だから振り込みに制限が掛からない。クエストの報酬とかで金の動きが大きくなるからっていう見越して制限を無くしているんだけど……優香の使い方は、目的とは違うんだよね。


自由にいくらでも貰うために制限を掛けなくしているのに、自由にいくらでも貰うためだけじゃなくて、自由にいくらでも支払うためにも使ってるのがエグいよ。

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