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白銀少女戦記 〜醜悪と華麗の境界に、唱う偶像達〜  作者: 結城斎太郎
~創世と創星の災禍~

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re.cord {one-hundred-ninety-seven}

「ご同行のお願いをしようとしたのですが、それを忘れて帰りそうになってしまったので。優香さんがLINEを送ってくれて助かりました」


「いえいえ、こちらからもお声掛けの方を考えていたので。タイミング的には合っていたので何も問題はございません」


「お気遣い、ありがとうございます」


「いえいえ。気遣いなんてそんな……」


「このメガネ、何で女の癖に美人にデレデレしてんだよ。顔が良ければ男でも女でも何でもアリかよ」


「うん」


「聞こえてたし。即答で肯定しやがったよ」


「やっぱさ、美男美女って生まれながらに勝ち組なんかね………」


「メイサさんって旦那さんと上手くいってるんすか?」


「ちょっと!!ちぃねぇ!!踏み込んだこと聞きすぎ!!」


「上手くは……お世辞にも言ってるとは言えないかもですね。実は、旦那の方が不貞行為をしているので。元から浮気癖が酷かったのですが……結婚すれば、それこそ子供が出来たりすれば直ると思ったのですが、それは私の淡い期待で終わりましたね」


「浮気するヤツは一回したら何回もしますよ。逆に、一回もしないヤツは一回もしない。一回した時点で何回も繰り返すって思った方が無難ですよ」


「初めて付き合った異性でもあったので。この身分である以上、異性と付き合うのは本当に制限されるので。まぁ、守っていない人間も多く居て、男を漁るような人間も修道院には居ますよ」


「結局は人間ですしね。宗教云々で本能には勝てる方が珍しい。メイサさんが真面目過ぎるっていうのもあるかもしれませんね。なんだったら裁判費用とか出しますし、クエストで一緒になって知り合った女弁護士の人も居るので、そっちに多く報酬渡しておくんで。証拠さえ渡してもらえれば離婚調停いつでもやりますけど。離婚届さえ用意してくれれば」


「優香の方がエグかった件」


「そ、そんな……!!初対面の方から………確かに、離婚調停は行いたいですし、慰謝料も支払ってくれるとは限りません。どーも、色々な業界に顔の広い人間なので。私一人が騒いだところで簡単に揉み消せますよ……」


「復讐代行業の知り合いも居るので。なんだったら私が全然やりますよ。金要らんので」


「ちょっと……優姉ちゃん……」


「私、メイサさんが美人とか関係無しに……浮気とか不倫する人間がすこぶる嫌いなんだよ。潰せる範囲に居るのなら全員お日様の下を歩けないようにはしてやりてぇって考えてるから」


「いや、さすがに……」


「もう弁護士の知り合いは連絡入れたので。旦那の首取るなら私が勝手に夜討ちでも何でもしますし」


「そ、そんな……そこまでは……」


「まぁ、優香ならそうするか。祐もこうなったら優香は止められないから諦めな。私が優香がこういうことを凄い嫌っているのは一番しってるし。これ関連で止められたこと、私でも無いから。まぁ、気付いたら勝手に進んでるようにするみたいだし。私達自身のことには影響出ないから大丈夫よ」


「はぁ…………まぁ、いいか」

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