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白銀少女戦記 〜醜悪と華麗の境界に、唱う偶像達〜  作者: 結城斎太郎
~創世と創星の災禍~

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re.cord {one-hundred-eighty-three}

(あと、ちょっとここら辺が少し冷えるな………なんか寒い………)



深海だからっていうのもあってなのか、なかなかに肌寒い。動くと思って少し薄着にしてきたのが間違いだったかもしれない。普通に寒いんだけど。


吐く息が少し白くなってるくらいには寒い。そんなところにインナー1枚の上にパーカー1枚だから。そりゃ寒いに決まってる。


寒いに決まってる。………って分かっていたら厚着してきたのに。祐と優香は寒くないのかなって思ったら、2人は私よりも厚着をしていたことを思い出した。

私にも「ちょっと着込んだ方がいいかも」って言ってくれたのに、私は「まぁ大丈夫でしょ?」って言って今の格好で来ちゃったから。


2人の言うことをちゃんと聞いておけば良かったなって思う。2人はマフラーまで付けちゃっているし。マフラーまで常備していたのか……って思うと、ちゃんと私も防寒対策をすれば良かったと凄い後悔している。


優香がマフラーを付けているのは、寒さ対策っていうのもあるんだろうけど、祐に首元を触られないようにするためっていうのが大きそうだ。



(うぅ……寒いよぉ……)


「千春、大丈夫?」


「んむっ………ん?」



優香の声が聞こえると同時に、私の首にはマフラーが巻かれていた。優香の方を見ると、首に巻いていたマフラーが無くなっていた。さっき巻いたばっかりのマフラーを私に巻いてくれた。



「えっ………?なんで………?」


「千春が寒そうにしていたから。だから、もう少し厚着した方がいいって言ったのに……」


「ごめん……でも、優香は平気なの?私にマフラー付けちゃって」


「あの金髪が首触ってくるから触られないようにするためっていうだけだったし。それなりに厚着しているから、別にマフラーが無くたって平気っちゃ平気だからさ」


「そ、そう………ありがとう、ね………」


「顔赤いけど大丈夫?そんな顔赤くするようなことじゃないでしょ。女同士なのに」


「えっ………そ、そんなに赤くなってる………?」


「前から思っていたんだけど、ちぃねぇって………いわゆる百合とかそっちの方なの?」


「そ、そういうわけじゃないと思うけど。どうなんだろ?確かに、あんまり男を好きになったことはないかもしれないな。彼氏は何人か居たことはあったけど、そこまで好きになれなかった。というか、全く……に近かったかもしれない」


「可愛いな」


「うん。ちぃねぇって意外と純情(うぶ)なんだなって思った。てか、彼氏が何人かって………意外と恋愛経験が豊富なのにビックリなんだけど」


「顔は良いからな。中学の時に部活で結構良い成績残していて目立っていて、それでビジュアルも良いってなれば、そりゃ男は寄ってくるだろうよ。中学だけで5、6人くらい付き合ってたんじゃないの?全員めっちゃ短かったイメージだけど」


「向こうからコクってきたのに、全部向こうからフラれてたけど。別にこっちも好きじゃなかったら別に何とも思わなかったけど」


「なんで付き合ったんだよ」


「中学生の恋愛なんて、ノリで付き合ってノリで別れるもんやろ。そんなもん」


「うん。そういう優香は未だに年齢イコールだけど」


「てへぺろっ☆」

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