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白銀少女戦記 〜醜悪と華麗の境界に、唱う偶像達〜  作者: 結城斎太郎
~創世と創星の災禍~

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re.cord {one-hundred-eighty-one}

「いずれは、どこかしらのタイミングで色々と才能が目覚めてくるんじゃない?多分」


「本人の頑張り次第でしょ。散々優姉ちゃんに甘えてきた結果がこれだよ………全く、女に依存しすぎている女とかどうしようもないじゃん」


「そこまで言わなくても………」


「言われたくなかったら学べ。いつまでもピーチ姫気取ってんじゃねぇ」


「はい」


「場所はアトランティスっていうことで決まりだね。昔は酸素を供給するための機具とか、後は総督府のバイオテクノロジーによるエラ呼吸を備えた状態での動きに限られるんだけど……今は普通に生身でも生活できるようにはなっている。でも、そうすると居住可能空間のみでの行動に限られてくるし、機具だと壊された瞬間に、場所によってはそれだけで命取りになるから………総督府の方には一応は依頼を出して、そのバイオテクノロジーの施術を受けられるようにしているから。あれも魔術によるものだから、普通に陸で肺呼吸も出来るから。陸でも二足歩行が出来る深海魚の体になれるっていう感じで思ってもらえればいいかなって感じ」


「佳織さんからも連絡来たよ。アトランティス行くの?って。その予定ですって返したら、こっちで色々と準備はしてあるから必要があったら全然いつでも来ていいよーって」


「ほうほうほう。もう情報量多すぎて何がなんやらって感じだけど………」


「ちぃねぇはもう、アトランティス行くまでは私達の動きに合わせてくれればいいから。余計なこともしないで、余計なことも言わないで。特にいちいち余計な一言言うところあるんだから。アトランティス行くまでは本当に静かにしてて。私と優姉ちゃんがやることには素直に「はい」っていうだけで良いから。分かった?」


「はい」


「よしっ、じゃあ………アトランティスに向かうということで。多分、私達が動けば向こうもそれなりの動きは見せると思う。まさか、急にアトランティスに行くとは思わないだろうから。美紅さん達のクローンも間違いなく私達の後を追いかけてくるだろうから。気配を感じても放置だよ。優姉ちゃん、ちぃねぇ。絶対に気配を感じても無視することだよ?ある程度は事が運ぶまでは、そこの3人のクローンは放置状態っていうことで」


「何回も言わなくても大丈夫だって~」


「何回も言って釘刺して置かないと不安だからだよ。でもでもだってって始められると面倒臭いんだよ。変に2人とも我が強すぎるんだから。ある程度の協調性というか………人に合わせて上手くやるっていうことをやってほしいんだけど。ちぃねぇはともかく、優姉ちゃんはやろうとすれば出来るでしょ?やりたくないから、あえて合わせないようにしているだけっていうのは分かってるんだから」


「はい……」


「…………………私の人権、本塁打やねん」


「ちぃねぇ、何か文句あるの?」


「ないでござります」


「じゃあ、今から総督府に行って施術を受けてからアトランティスに行くから。ちぃねぇは黙ってついてきて。優姉ちゃんは喧嘩売られても買うな。自分から売るなんて以ての外だからな?」


「「承りました」」

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