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白銀少女戦記 〜醜悪と華麗の境界に、唱う偶像達〜  作者: 結城斎太郎
~創世と創星の災禍~

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re.cord {one-hundred-seventy-four}

(こういうのって……本当に家族って感じがするな……)


「ちょっと卵焼き、しょっぺぇな」


「なんでそんなジジイみたいな喋り方なの、ちょいちょいジジイ出てくるの、なんなん?」


「昔からだよ。よく言われるし。別に何にも意識してないんだけど」


「中身オッサンだんな。ジジイだもんな」


「うるさいわい。後、食べ終わった適当に片しておいて。千春、洗い物よろしく」


「はーい」


「えっ、私も何か手伝うよ」


「祐は総督府の方やアヌンナキの方との情報とか掴んでおいて。芽郁さん、何しでかすか分からんから。裏切るってことは無いにしても、余計なことをしないようにしてもらいたいからさ」


「まぁ……そっか。分かった」



ほんと、優香って本当に21歳なのか?って思うくらいに人の扱いが上手いんだよな。これだと言い方悪いか、人に居場所を与えるのが本当に上手すぎるんだと思う。


だからこそ、対象の人の居場所を奪うことも出きる。光と闇がちゃんとクッキリ分かれている。しかも、優香は闇の部分も一切隠そうとしないから。


二面性があるんだけど、どっちもオープンにしているから表裏一体になっちゃってるんだよね。そうやって居られるのは優香が戦闘能力だけじゃなくて、精神力も強いから出来ること。


闇の部分を見せれば、不特定多数の人間に叩かれまくるのに……それを分かっていてもなお、実際にそうなっていたとしても、絶対に曲げないカッコ良さがある。


普通に同性でも惚れてしまうような生き方をしている。

だからこそ、ちゃんと人がついてくるんだろうね。一匹狼みたいな雰囲気もあるけど、ちゃんとバックには色々な人が居るのが優香だから。


そういう表裏一体な人格で、突き抜けた真っ直ぐさが人を寄せ付けるんだろうなっていうのはあるのかもしれない。


優香もどこまで自覚していて、どこからが無自覚なのは分かんないけど。本人もよく分かってない感じだからな……そこら辺。


人の好意に鈍感なのが、ちょっと欠点ではあるよね。



(私の気持ち、どこまで見据えてるんだろうか……)



優香は今はベランダでタバコを吸っている。祐も一緒に居る。その様子を洗い物をしながら見ている。ああやって、妹とは言えども……元々はバチバチに殺し合いをしなくてはいけなかった間柄の人間と普通に話せているのは凄い。


私も別になんてことないんだけど、優香のコミュニケーションの取り方は良い意味で特殊だから。完全に敵対心というのを取り除いちゃって、自分達への警戒心を一切無くしちゃってるから。


私も祐と普通に話したり何なりできるのは、優香のそういうところがあったからこそに過ぎない。


優香が居なかったら、祐とは今のような関係性は築けていないと思う。それだけ、本当に大きな存在なんだよな……



「あちっ!!灰が………!!」


「ちょっ、流石にベランダで大声出すのは迷惑だから」


「あちちちちち………!!」


「どんくさいな………なんでタバコの灰で今更火傷しそうになるんだよ………」


「あるあるじゃん」


「そこまであるあるってわけじゃないと思う」

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