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白銀少女戦記 〜醜悪と華麗の境界に、唱う偶像達〜  作者: 結城斎太郎
~創世と創星の災禍~

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re.cord {one-hundred-seventy}

「千春ー」


「ん?あっ、優香………ごめん、怒鳴っちゃって」


「祐も同じこと言ってたよ。急にお互いにガチギレするから流石に焦ったよ」


「……………はぁ」


「まぁ、喧嘩すんのは良いんじゃない?ただ、今の状況で殴り合いとかしたら多分、殴り合いだけじゃなくて変にスキルとか魔術までも使いそうだから止めたけど」


「ごめん、また迷惑掛けて」


「慣れてるから大丈夫。ああいうの何回見てきたことかって話よ」


「あーあ、もぉ………嫌になっちゃうなぁ~」



優香を巻き込んじゃったのは申し訳無いな………また、迷惑掛けちゃった。祐はともかく、無関係な優香にまで結構な被害になっちゃったし。


本当にキレちゃっていたから、祐に殴りかかりそうになった私を止めてくれたのが優香じゃなかったら、止めた人間を殴り飛ばしていたかもしれない。


あんなんにキレたの……いつぶりかな?


………1ヶ月くらい前?かな。


そんな久し振りでもなかった。


私、どんだけ情緒不安定なんだろ。ガチギレじゃなくても、ちょいちょいキレてるから……流石に短気過ぎるよなって思う。


自分でも何かの病気なんじゃないのかなって思い始めるレベルだよ。こうやって悩んで、また更に情緒不安定が悪化するんだけど。



一服終わるタイミングで祐もキッチンの方に向かって歩いてきた。


すると、祐の方から「ごめん、私もやりすぎた」って謝ってくれた。私から謝ろうかなって思っていたかは、すぐに私も「私もごめん。言いすぎた」って言った。


優香は「喧嘩両成敗。どっちが悪いとか言ってたらキリがないしね」ってヘラヘラしていた。


やっぱ……優香って凄いよな。いくら本人が慣れているからと言っても、あんな風にバチバチのところを止めに入って本当に二人共を宥めちゃうっていうのが。


分かっていても出きるようなことじゃないし。優香に関しては抑えていた私がいつ殴り掛かってくるかも分からないような状態だったのに。

祐だって、変に止めに入られたから「入ってくんなよ!!」って言って殴り掛かってくるかもしれなかった。


でも、祐と私は……あの状態でも優香に殴り掛かっても意味がないことに気付いていたんだなって思う。どっちかが殴り掛かって、そのまま殴られるような人間じゃないし。


それで怒るっていうのも想像ができない。喧嘩止めに入って、どんだけ自分までもが標的になろうとも、殴られたこともなかったし、怒ったこともなかった。


「自分まで怒っちゃったら意味ないじゃん?」って言ったこともあったな………

それは、殴られても躱せるから何てことないだけで。普通の人間が止めに入って急に自分を殴ってきたら躱せるわけないから。


躱せる方が頭おかしいだけだから。そんなおかしな人に喧嘩を上手く止められるっていう私と祐の方が問題があるんだろうけど。



「喧嘩はすんのは良いんだけどね?流石に部屋の中で暴れまわるのは止めてね?外で広かったから好き放題、気が済むまでやっててもらって構わないけど」


「「…………………………………すみませんでした」」

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