表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
白銀少女戦記 〜醜悪と華麗の境界に、唱う偶像達〜  作者: 結城斎太郎
~創世と創星の災禍~

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

5525/30546

re.cord {one-hundred-sixty-six}

そんな話をしているうちに、祐がロンしてた。私が適当に捨てた牌で和了られていた。立直だけのショボい和了り手だったが。

話に夢中になってて捨て牌とか全く気にしてなかった。気付いたらテンパってたから立直掛けて、それでツモ切りしてたら和了られてた。


私は真顔で祐に点棒を渡した。面倒臭いからリー棒を祐に渡した。引き出しの中の点棒がゴチャゴチャになってて引っ張り出すのが面倒臭い。


祐って意外とズボラなんだなって思う。


私と優香って意外とこういうの気にするタイプなんだよね。几帳面ってわけじゃないし、気にしないところは気にしない。けど、こういう変なところが気になっちゃう面倒な性分なんだよね。



「ちぃねぇ、積み棒の分。300点」


「あっ、そっかそっか………んー、はいっ」


「投げんなよ、おい」


「ごめん、つい」


「点棒投げていいのは咲の世界観だけよ」


「あんなんやったら点棒折れるわ。リー棒掛ける時に卓にリー棒叩きつけるとかゴリラかよって」


「後、咲に関しては役満が出過ぎ。天和があんな簡単に出るわけないやろ」


「ほんとだよ。そもそも主人公が槓する度に嶺上ツモで和了るのがおかしいんだよ」



んー、なんか私はついていけそうに無い会話だな。咲っていう麻雀のアニメがあるのは知ってるけど見たことはない。ちょっと調べたことはあって、漫画が原作?っていうのは知ってるだけのもの。


麻雀を元にしたフィクションの創作っていうのが全然イメージ沸かないからな。麻雀が題材というくらいしかピンとこない。麻雀をやる物語なんだから当たり前なんだけど。


でも、どうやら点棒を投げるアニメではあるらしいね。

マナー違反っていうのは分かってるけど、身内だけで適当にやってるだけだから気にしなくていいかなって思ってたけど。


祐もちっちゃいことをいちいち気にするタイプか。そうなると、人間という生き物そのものが、どこかしらで変な細かい拘りを持っているってことになるよ。誰にでもそういうところはあるってなら。


どこまでも全てが大雑把な人間って、そういえば見たことないかも……って思う。何かしら拘っているっていうしか見たことない。


大なり小なり、千差万別だけど………それが個性っていうヤツなのかね?そりゃ性格が全くの同じな人間なんて居るわけないんだから。


そう感じるのは当然か。



って……麻雀やっている最中に訳の分からん悟りを開く私であった。



「次は私が親か」


「そうだね」


「そういえば、字牌の扱いってどうしてるんだっけ?決めてなくない?東とダフ東だけ有りにする?他は場風扱いってことで」


「それでいいよ」


「えっと………あっ、立直」


「「えっ?」」


「立直」


「嘘やろ」


「本当に?まぁ、間違ってたらチョンボになるだけだから良いけど」


「ロンっ」


「ぬわぁぁぁぁあああああっ!!??」


「祐、お前………麻雀やってる時は発狂しないと気が済まない病でも患ってんのか?」


「チョンボであれ……!!チョンボであれ………!!」


「ダブリー、平和、赤1、ドラ。12000」


「初めての2日の人間の、点数計算の早さじゃねぇな」


「…………うわっ、マジでダブリー平和じゃん。クソがっ!!!!」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ