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白銀少女戦記 〜醜悪と華麗の境界に、唱う偶像達〜  作者: 結城斎太郎
~創世と創星の災禍~

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re.cord {one-hundred-fifty-two}

「なかなかエグめの術使うもんやな~」


「そんなことないでしょ。てか、遁術そのものが暗殺するための術メインだから。そんな馬鹿みたいな火力でぶっぱなすというのがおかしいんだよ」


「それもそうだ」


「使い始めた人が、そもそもの術の使い方をちゃんと分かってなかったからな………」


「最初だからね。後々になってから分かるっていうのも有りがちでしょ。そんな訳の分からん術式」


「なんで優香って、角が立つ言い方しかしないの?」


「んー、分かんない。どう……言葉選んでもスッゴい角が立つんだよね~」


「初対面の人とかは上手いこと喋ってるのにか?なんで私の時にそんなチクチク言葉を使うの?」


「ちぃねぇに心を開いてるからだよ」


「そうそう。私はアタマよりもココロで考えるタイプだからさ」


「いや、急にReal Faceぶっこむな」


「しかも、2番のサビ前のとこっていう絶妙なとこ」


「コイツ、最近ボイパまでするようになったからな。いつ練習したんだよって思うくらい。コイツ1人でKAT-TUNやろうとしてんだよ」


「ボイパまでやり始めたらガチだな」


「そんな出来ないけど。rescueのヤツは無理」


「そもそもrescueに何?って話」


「KAT-TUNの曲なんだなってくらいしか分からんな」


「中丸主演のドラマの主題歌」


「いつのだよ」


「結構前。6人時代だから」


「だいぶ前だな………」


「あっ、リストの方に動きがある。野ブタパワー注入★」


「はぁ…………祐、いこう」


「う、うん………」



優香がエスカレーターを一番上から飛び降りて2階まで降りていった。アイツ、高所恐怖症のくせによくやるよな……アドレナリン出まくって高所恐怖症がどっかいったのか?


たまにあるんだよな。戦闘モードになると、何故か高所恐怖症がどっか行って平気でビルの5階から体一つで飛び降りるっていう。


何もない時は歩道橋よりも上が無理とかいうくらいに高いところが苦手。ビルは3階より上が無理。そんな人間がスイッチ入ると変わるみたいね。


人間って不思議な生き物だよね。



「てか、アイツ………下りじゃなくて登りの方から飛び降りやがった」


「アホだな~」


「はぁ………もぉ………本当に疲れるんだから………」



下りの方のエスカレーターの方に回って2階へ降りようとしたところ、下から爆発音が聞こえてきた。優香が何か派手にやらかしてくれたのかと思ったら、爆発音の後に優香が目の前に転がってきた。


優香が反撃された……ってことは、リストに載っている誰かではないな。姿が見えない優香を殺せるリストの奴は誰も居ない。


てことは、楓のクローンか。



「優香!!」


「千春ぅ~」


「誰?今度は?」


「イテテ………カルテナさんよ」


「なるほどね………」



優香が飛んできた方向を見た瞬間、目の前が真っ暗になった。

そして、気付いたらエレベーター付近の壁まで飛ばされていた。エスカレーターのところは数十メートル離れているのに、全く何も分からないまま飛ばされていた。


やっぱ、楓クラスだと不意打ち食らうと記憶飛ぶな。優香も不意打ちを食らったんだろうけど、それでも相手を捉えているんだから凄いよな……



「千春、大丈夫?」


「おわっ!?ビックリした!!何!?」


「何って酷くない?心配してるっていうのにさ」


「心配も何も、カルテナさんのクローンは!?」


「死んどるけど。千春に攻撃した瞬間に私が心臓のあたりぶち抜いたから」


「えっ?私を囮にしたの?」


「いや、たまたまカルテナさんの狙いが千春に言ったから反射的に」


(反射的によくそんな器用なこと出来るな……)

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