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白銀少女戦記 〜醜悪と華麗の境界に、唱う偶像達〜  作者: 結城斎太郎
~創世と創星の災禍~

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re.cord {one-hundred-forty-nine}

「ぽーん、ぽーん、ぽーん」


「じゃあ、新宿でいいか」


「うん。分かった」


「祐は素直だね」


「余計なこと言って殺されたくないから」


「祐にはなにもしないよ、多分」


「多分って!?」


「”には”って私にはするのか」


「当たり前だろ、クソメガネ」


「しんらつぅ~」



2人を何とか言うこと聞かせることは上手くいった。


一番年上の優香がしなくちゃいけないことを何で私がやらないといけないのでしょうか。別にそこまで気にしてないけどさ………


人格ってラリってるのとかは遺伝するものなのかな?

性格って遺伝よりも幼少期からの環境に大きく左右されるって言うけど……でも、優香の方は環境はお世辞にも言いとはいえない環境だしな。


かなり複雑な家庭だよな。優香の家庭ほど親居ない方がいいって自他共に認められるくらいに劣悪な環境って珍しいよ。

親が居なくて大変だとか、毒親だけど依存しないと駄目みたいなのはよく聞くけど……子供が完全に親を見放して一切頼っていないのにも関わらず、親がちゃちゃ入れてくるって……


そりゃ子供から殺意抱かれても仕方無いよ。



新宿駅の西口に転移して、リストを確認する。位置情報的にはポツポツと居るみたいだけど……割と店内に潜んでいるのが多いな。多分、プライベートで買い物している人とかが多いのかな?


位置情報は青い点で統一されて表示されるんだけど、2つの点が密着していたりとかが多いってなると、カップルでリストに乗ってるってことか。


試しにその点をタップすると、男と女の情報が出てきたからカップルか……それとも夫婦かのどちらかだろう。配偶者情報は記載されている場合とされていない場合があるから何とも言えないな


顔写真も首から上の写真しか無いからな……全身の写真を載せてくれればいいのにな。まぁ、身分証の写真で全身の写真を使う方が珍しいか。



「ねぇねぇ、こんなご時世によくカップルで新宿とかフラフラできるね。しかも、戦争に片足突っ込んでるような立場なのに」


「頭悪いんじゃない?金に目が眩んだアホばっかのは知れてるじゃん。戦争に片足突っ込んでるというよりは、棺に両足突っ込んでるって感じじゃん?」


「それ、ほぼ死んどるやん」


「死ににいってるんだから間違ってないでしょ」


「言葉選びが独特過ぎなんだよ。ちぃねぇは……なんか凄いスマホの画面いじってるし」


「タプタプしとるな。エッチなもんでも調べるのか?」


「ちょっと、優香。黙っとけ」


「はーい」


「………………………………………………………」


「………………………………………………………」


「………………………………………………………」


「…………………………………………………んふふっ」


「なんだよ、クソメガネ」


「急に静かになると笑っちゃわない?」


「お前だけだよ」


「あっ……よ、ヨドバシの中とか結構居るみたいだね。どうする?店内に乗り込む……わけにもいかないよね?」


「私達の姿は見えないから、建物半壊くらいならバレないよ」


「バイオレンスガールちぃちゃん」


「お前から消すぞ」


「なんでそんなイライラしてんの?」


「じゃあ、ヨドバシね」


「もはやスルー」


「当たり前だわ」

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