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白銀少女戦記 〜醜悪と華麗の境界に、唱う偶像達〜  作者: 結城斎太郎
~創世と創星の災禍~

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re.cord {one-hundred-forty-one}

優香、泣いちゃってる。


本当に今まで、ずっと、私の分まで戦ってきてくれたんだ。

そんなところなんて、今まで何一つとして見せてくれなかったのに。私に、弱いところなんて一つも見せてくれなかったのに……


どんだけ、私が思われていたのかっていうことを改めて実感した。優香の異常な冷酷な判断、人を人とは思わない残忍な言動。


それらは私への思いからの反動だったって考えると、どれだけの強い思いだったのかは簡単に想像できる。



「ふぅ………ちょっと、落ち着いてきたかな」


「よきよき」


「ちぃねぇ、辞めた方が良いんじゃない?引き際も大切な時ってあるよ。何も挑むだけが正解じゃない。逃げるのも戦いのうちだよ」


「うん。祐の言う通り。そこまでになって無茶をすることじゃない」


「やる。自分で決めたことを途中で投げ出したくない。しかも、自分の分まで戦ってくれている幼馴染みをほっぽり出して自分はのんびりやっている方が絶対に無理」


「……………………そっか」


「ごめん。そこだけは私の意見を通させて」


「はぁ~、我の強さだけなら優姉ちゃん以上だな」


「良いんじゃない?量産型の同級生とか1個上とかよりは全然良いよ。だからこそ、そこら辺の人間とは違う、良い意味で違う子だから……私も、全力で何とかしてあげたいって思う」


「優香…………!!」


「はいはい、百合模様はそこまでにしておいて。次、もう近くに居るんだよ。さっき殺した旦那の方が来ているっぽい。職場が新宿だから、来ようと思えばすぐに来れるみたいね」


「電車?」


「嫌、車かな。明治通りから来ている感じ。今、池袋の東口で待機してるっぽい」


「なんでわかんの?千里眼」


「まぁ………そんなこと」


「たまには神様らしいことするじゃん。見直しただっちゃ★」


「……………ちぃねぇ、行けそう?」


「う、うん。行ける行ける」


「ちょぉーと、無視すんなって~」


「うるせぇんだよ。いちいち。ちぃねぇ以外には優しくするって概念は無いのか?」


「イケメンと特定の人には優しいよ?」


「割とクズだな」


「危険な人間って魅力的じゃない?」


「ちぃねぇはクズ男と付き合わないことを祈るばかり」


「それは無い。散々見てきたっていうのもあるから」


「ちぃねぇ、結構な男嫌いって感じするもんね。優姉ちゃんは女嫌いが半端無いって感じだけど」


「嫌、女が一番嫌いな生き物は女だよ」


「共感したくないけど、共感したくなってしまうのは何故だろう」


「祐も女だからってことだよ」


「あっそ」


「あっ、私は無視しないでくれる」


「嫌、たまたま」


「酷いな~」


「アンタ等、本当に中身ソックリだな!!」


「東口へレッツラ池袋」


「おー」


「ちぃねぇ、また吐かないでね」


「それは大丈夫だよ」



一般人をああやって殺すのは初めてみたいなもんだから。ちょっと気持ちの整理とかストレスとかで気持ち悪くなっちゃっただから。


別に死体を見ることに対して気持ち悪いとかは無いから大丈夫。さっきの1回で色々と決心と覚悟ができたから。

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