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白銀少女戦記 〜醜悪と華麗の境界に、唱う偶像達〜  作者: 結城斎太郎
~創世と創星の災禍~

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re.cord {one-hundred-twenty-two}

「はぁっ………!!」


「おっと、あのブラコンゴリラ。また突っ込んできますぜ?猪みたいに真っ直ぐ突っ込むことしか出来ないんかね?」


「そんなこと言ってると、また吹っ飛ばされるよ?」


「それもそうだね~」



瑠々さんが優香に向かってきた。先に面倒臭いのを倒すっていうのは最前線組のやり方をそのままプログラムされているっぽいね。


その面倒臭いのに真っ先に突っ込んでいく特攻隊長っぷりは瑠々さんの人格も大きく反映されているね。戦闘に使える人格は残すってことか。


オリジナルの持っている使える部分は余すことなく使っていくスタイルね。



優香の援護にいつでも回れるように、2人の動きを観察していた。向こうの援護も来るかもしれないから、辺りも警戒している。


結憂さんの気配が近いから………私のところに来るかもしれない。



「おっ?とっとっ、やっぱ力強いな………動きも本家よりも遥かに早いし。これはヤバイかもなー」



とか、喋りながら戦っているから優香の方は問題無さそうだ。瑠々さんの方は術式をガンガン使っているのに対して、優香は術式すら使わずに刀一本で攻撃を綺麗に受け流していた。


オリジナル相手だったら、同じような戦い方でも特に倒している頃だな。



「千春、あの馬鹿親が向かってるから。そっちの方、よろぴく~」


「はーい」



すると、優香の声に反応するかのようにして地面から結憂さんが出てきた。

やっぱ昔から体デカかったんだな……中学生の段階で身長が170近くあって、見た目細いのに体重が重かったって聞いたことある。本当に筋肉で固められた体してんだな。


結憂さんって幻魔術とか使っていくスタイルだけど、身体能力でいったら瑠々さんよりも全然上だったりする。特に筋力に関しては男のプロレスラー並みだった気がする。


早速、ゴリラコンビを繰り出してくるとは………総督府(あっち)も私達を本気で殺そうとしているようで。



「おらっ!!」


「くっ…………!!」


(やばっ………マトモに受けると、腕取れそうになる………!!)



結憂さんの幻魔術を纏った刀を受けたら両腕に痛みが走った。魔術とか少し纏っておけば負担は減らせたな………ちょっと油断したわ。


結憂さんの攻撃を遁術で跳ね返し、カウンターを狙った。空いている左手で印を結んで詠唱無しの水遁を使った。


水遁・千本心中(せんぼんしんじゅう)


無数の水の細い針を全身から高速で発射する術。ゼロ距離なら、並みの相手なら蜂の巣になっているとのろだが……


結憂さんは結界を全身に纏っているようで、モロに食らっているはずなのに一切効いている様子が無かった。



「…………ッ!!」


「やっぱ強いわ。結憂さんは。こうやって本気の命のやり取りを出来る機械なんて無かったですから。ちょっとテンション上がりますよ」


「…………………っ!?」


「あれ?なんで動かないですか?」


「……………………ッ!!…………ッ!?」


「動かないなら、こっちから行きますよ!!」



まぁ………私が動けなくしたんだね。


縛術(ばくじゅつ)・見えざる手。遁術と皇血術式を合わせて見えない結界をミシン糸のように細くして相手の全身を縛り付けて動けなくする技。


喋れないのは口を縫い付けたからね。


それに、このまま私が力を加えれば結憂さんを微塵切りすることも出来る。


どう、殺ってやろうか……?

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