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白銀少女戦記 〜醜悪と華麗の境界に、唱う偶像達〜  作者: 結城斎太郎
~創世と創星の災禍~

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re.cord {one-hundred-eight}












◈ ◉ ◈ ◉ ◈ ◉












「ありゃ、場面遷移しちゃったぁぞいッ」


「馬鹿と馬鹿の会話をいつまでも垂れ流しておくわけにはいかないからね。のんびりしている余裕は無いって言ったばかりなのにさ………」


「あんまり詰めると死にたくなるから止めて」


「それな。激しく同意だよ」


「ただでさえブラックなんだからさ、ちょっとくらい楽させてよ」


「うんうん。そーだそーだ」


「喧しいわ、馬鹿姉貴共」



場面転換。例の極相地帯の地上。


場面転換は祐が強制的にやりました。この世界では祐が絶対的な力を持っているようで。物語の流れまでも支配している。


とは言えども、私達の雑談がカットされただけだから、本編の時間が巻けている訳ではない。後、優香が極相地帯の手前で番人の巨人数人に喧嘩を売られて囲まれてた。


何事も無かったように軽くあしらっていた。あしらうというか………瞬殺って言い方の方が正しいかもしれない。

その番人の死体を祐が跡形も無く術式で消して証拠隠滅。完全犯罪が成り立つわけでもないのに、無駄な処理だと思う。


なかなかグロい殺し方をしたからね。優香の機嫌がそんなに良くなかったら、ストレス解消も兼ねていたのか……サイコロステーキみたいにバラバラに切り刻んでいたから。


強さはどんなものかは分からないけど、今まで侵入者を一切許さなかった鉄壁の番人だったわけだから、相当な実力があったのは間違いない。それをストレス解消がてらに秒で惨殺している優香が頭おかしいだけ。



そんな敬意があって今に至るというわけだ。


これから向かうところの極相地帯の深部……その地表は、100メートル以上は余裕であるであろう大木が生い茂っているようや空間。

そもそも、私達が建っている地面ですらも地表ではないらしい。

あくまで無数の木々の細かい枝が重なりあって、そこに長年に渡って落ち葉が積もっていって地面のようになっているだけ。


下にはさらに気が伸びているというのだ。私達が見えている高さよりも数倍はある木が生えているのだということを祐から伝えられた。


年輪だけで言えば千年単位のばかりだけど、実際の樹齢は100年程度のもの。その期間でここまで成長できる環境がアヌンナキには当たり前のように存在しているってことか。


ヴァルドヘイム、地球、FGOox-01211とかでも見れないような光景だな。

FGOox-01211の研究オタクの学者達を連れてきたらテンション上がりすぎて頭の血管破裂しそうなものだ。


FGOox-01211は戦闘能力低すぎる奴等しか居ない癖に、妙にプライドが高いコミュ障しか居らんからな。アヌンナキに入って、ランダム転移で極相地帯に着いちゃったら……全員が死体となって木々の養分になるんだろうな。



(けど、神秘的な光景だな………)



私が幹に触ろうとした瞬間に優香に手を捕まれて触るなというのを目で訴えてきた。



「えっ?なんで?触るだけじゃん」


「嫌な予感がする。多分、やたらに触ったらマズい気がする」


「ん?なに?ちぃねぇが幹に触ろうとしたの?全部が全部じゃないけど、ちぃねぇが触ろうとした木は、触ったら瞬間に表皮が動いて腕食い千切るから。優姉ちゃんとかちぃねぇなら魔術で簡単に跳ね返せる程度の防衛システムだよ」


「うわっ、まじか。あぶなっ。優香もよく直感で分かったね」


「たまたま、かな?」


「馬鹿の勘は無駄に冴えるというのは本当らしい」


「サラッと酷いこと言われたよーん」

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