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白銀少女戦記 〜醜悪と華麗の境界に、唱う偶像達〜  作者: 結城斎太郎
~創世と創星の災禍~

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re.cord {one-hundred-six}

知ってる場所、実家のある上石神井と池袋くらいしか出てきてないな。三茶とか明大前とか……名前は何となく聞いたことあるくらいなもの。


この2人、なんでこんなにも土地勘化物なんだろう。配送の仕事とかタクシーの運転手をやっているなら話は別だけど。免許持って車があるくらいの女子大生の土地勘ではないよね。


距離とか場所とか、そんなに細かく分からないよ。分からないよりは分かっていた方が良いに決まっている。

だとしても、分かりすぎているっていうのも怖いくらいなものだよ。



「極相地帯の地下深部ってどういう感じなの?酸素濃度薄かったりするん?」


「嫌、普通に地上と変わらないね。ただ、日本みたいに四季があるわけじゃない。気温は常に15~21℃の間を年がら年中行き来しているくらいなかな?薄着だと寒いから皆少し厚着しているくらいかな。湿度は少し高めかな。植物全般がかなりの進化をしているから、日本でいう縄文杉とかの極相とは違う形で進化している。年輪も1年という単位ではなくて、種によっては1ヶ月ほどで年輪が増えていくっていう急成長型もある」


「だいぶ凄い世界だな。生物全般の多様性に関してはヴァルドヘイムの比じゃないかもしれないな」


「どうなんだろうね。多様性とも取れるところもあるけど、進化の仕方が極端っていうのもあるから。ある意味、多様性からは掛け離れている感じでもあるかも」


「なるほどね~」


「そういや、ちぃねぇがさっきから喋っていないんだけど。どうしたの?お腹でも痛いの?トイレなら部屋出て右の奥の突き当たりを左行ったすぐにあるよ」


「一教会のトイレの場所まで細かく把握しているのは凄いな」


「現地に行けば大体の土地勘とか建物の間取りとか思い出すから特に問題は無いかな。ただ行かないと分かんないから、現地以外の離れた場所の説明をするのは自信無いね。おおかまに何があるとかなら少し話せるくらいなもん」


「それでも十分過ぎるよ。私と千春なんて何にも分からないんだから。少しでも分かる人が身近に居るっていうだけでも大きいよ~」


「そう言ってくれると有り難いな………ちょっと小っ恥ずかしいところもあるけどさ………」


「そんな照れるようなことじゃないでしょうよ~。もぉ~、すぐに可愛くなるんだからぁ~」


「その言い方だも元はそんなに可愛くないみたいな言い方になるな。私ってそんなに不細工か?」


「可愛いっていうよりはカッコいいとかそっちになっちゃうかも」


「…………………………………リアクションが難しいな。後、ちぃねぇもちょっとは会話に混ざりなよ。難しい話だったら無言になることないじゃん。難しい話だからって逃げていたら、いつになっても自分のレベルが上がらないよ」


「IQOSばっかり吸ってスマホいじっていないで話そうぜ~?」


「私みたいなのだったら、変に会話に混ざるよりも静かにタバコ吸うなりにして存在消していた方が良いでしょ。少なくとも邪魔にはならない」


「もうちょっと自己肯定感上げてこうぜ~?……とかいう私も自己肯定感は高くない件」


「そこは優姉ちゃんに同意だね」

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