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白銀少女戦記 〜醜悪と華麗の境界に、唱う偶像達〜  作者: 結城斎太郎
~創世と創星の災禍~

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re.cord {one-hundred-five}

その親子と別れてから、優香は祐と軍事組織の場所の確認を行っていた。

あまり人通りの多いところで話せる内容では無いから、フリースペースのような扱いになっている近くの教会の一室で、これからの行動についての話し合いを行っている。


女神の巨大な銅像がある広間に、壁からは水が溢れるように流れていた。壁の下の端には水路があり、そこから外に流れてるようになっていた。


壁の所々には通路があり、その奥には個室がいくつもあったから、そのうちの一室というわけだ。


壁も見る角度でよって色合いが変わる七色のガラス製の壁。個室の壁も同じような作りになっていて、広間と違うのは水が流れていない。

ただ、小窓が空いていて、何故か水が入った銀色のワイングラスのようなものが置かれていた。


何のための水かは祐も分からないみたいだけど、ユーカコンビは当たり前のように、その入れ物を灰皿代わりに使っていた。

教会に置いてある神聖なものであるはずのグラスを灰皿に使うメンタルの強さには尊敬するよ。悪い意味以外に何も無いけど。


真面目な話をするのは良いことなんだけど、素行が悪い。優香なんて、さっきまで丁寧な言葉と対応で親子と話していたのに……

あの親子からすれば、さっきまで話していたメガネの女の人が教会のグラスを平気で灰皿代わりにするような罰当たりな人間とは思わないだろう。


人間だから二面性があるのは当然なのだが、その二面性にギャップがありすぎて。二重人格なのでは?っていうのを疑ってしまう。

祐は転生を繰り返しているとは言え、今の体の年齢は思春期真っ只中の年齢だ。感情のコントロールが上手く行きにくいところもあるのだろう。


「金髪のボサボサのお兄ちゃん」とか言われてたからな。ボサボサっていうか、編み込み居れて毛先遊ばしているのが、小さい子からはボサボサにしか見えないのだろう。


第一、性別が違う。お兄ちゃんじゃなくてお姉ちゃんだしね。

初見の人からだと、祐の性別がどっちなのか判別付きにくいからね。声が高いくらいで見た目は本当に中学生の男の子って感じだから。


本当にNEWSの方の手越見えるよ。手越祐也って言っても案外バレなさそうな外見しているから。



「アヌンナキ全体を統括している、ヴァルドヘイムで言ったら総督府のような場所が、さっき話した極相地帯の地下の深部にある。皇居からの転移は本来ランダムなんだけど、総督府や周りの連中に悟られないように近場の座標を指定して転移したから。ランダム座標の指定自体が元から近かったのが良かった。ここまで近いとは思わなかったな」


「川越から池袋くらいか?30キロって。後、練馬の方……上石神井とかも同じくらいの距離か」


「川越街道の片道くらいの距離って考えたら……まぁ、それでも遠いには遠いけどね。転移があるから近く感じるだけで」


「言うて電車でも30分くらいの距離よ。言う程の距離では無いな。よく三茶とか明大前とか……世田谷の訳わからん場所に行かされていたから。まぁ、それと比べたらってとこよ」



………どうしよう、全然話についていけてないよぅ。

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