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白銀少女戦記 〜醜悪と華麗の境界に、唱う偶像達〜  作者: 結城斎太郎
~創世と創星の災禍~

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re.cord {ninety-nine} hold me,senorita

創設者様からの許諾を頂いたので、これで遠慮なくアヌンナキを潰すことが出きる。そう言えば、アヌンナキって何か聞いたことがあるような気がする。北欧とかそっちの神話で出てくる世界創造かなんかの話だったような……


そこに、クババも絡んでいたはず。


関連性があるのは分かるけど……なんで祐はわざわざクババと関連性があるような名前を付けたんだろう。



「祐。アヌンナキってどっかの神話のヤツだよね?クババと関連が深い神話の」


「そうそう。あえてクババと繋がるようにすれば、いずれ起こる戦いに備えられるって思ってさ」


「もしかして、この戦いが起こるっていうのを予知していたの?」


「予知ってほどのもんじゃないよ。正直、私が思っていた戦いよりも大きな規模の戦いが起こっているし……これじゃないの!?っていうのが、ヴァルドヘイム大戦と第三次大戦だったから。それよりも大きな戦いになるって思ったら………ある意味、私の予知は大半が外れてることになる。予知なんて当たらなければ所詮は仮説と一緒。仮説との合致が多いものが、たまたま予言っていう形になるだけ。後は後世の人間が強引に結びつけたっていうのもあるから」


「ふーん。なんか難しいね」


「そもそも、アヌンナキの生態系が極相まで至るのが想像以上に早すぎた。遅すぎるくらいが丁度良いと思っていたのに、ここまで早いと流石に焦る。私がやれる範囲で上手いこと、アヌンナキに存在する全ての生物はコントロールするつもりだけど……多分、無理だろうね」


「そこら辺は私と千春が上手いことフォローするよん。見たことない虫でも、仮に魔術やらスキルやらを使ってくるとか、知能が高くて言語によるコミュニケーションが取れたところで、見てくれが気色悪いだけのクエストバーサーカーと何ら代わりない」


「まぁ、最前線組なら余裕で対処できるレベルなのは言える。多分、結憂さん1人でも殲滅出来るような奴等しか居ない。異界貴族九刃をまとめて瞬殺できるようなレベルの2人なら何てことないと思う」


「おけおけ。気ぃ抜かなきゃ勝ち戦みたいなもんか」


(おご)りは禁物……とはまではいかないようで安心したわ。でも、早い段階で素早く処理した方がいい内容では有りそう」


「うん。あまり時間は掛けたくないね。ちぃねぇ、本当に気を付けてね」


「えっ?私?」


「優姉ちゃん、こんなんだけど勝ち戦とは言っても絶対に手を抜かないし。常に相手を警戒しているから、草野っちとかまっすーでも勝てた。力で圧倒することが出来た。5、6年でここまでの領域になるなんてとんでもないと思う」


「クエストバーサーカーってコネっていう概念が無いからね。どんだけ実力があっても埋もれていちゃ分かんないから。結憂さんもひた隠しにしていたみたいだし。逆にそれでも戦の表舞台に引っ張り出されるんだから、そこら辺の5、6年やっている奴等と比べるのがおかしいレベル」


「10年やってて、最前線組に入ってから8年くらい経ってるちぃねぇですらも程遠い世界だよ」


「うぐっ………刺さるな………」


「驕りは禁物じゃないかも?って言ってる時点でまだまだだよってこと」


「うぅ……何も言えねぇ……」

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