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白銀少女戦記 〜醜悪と華麗の境界に、唱う偶像達〜  作者: 結城斎太郎
~創世と創星の災禍~

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re.cord {eighty-seven}

祐がちょっと飛び抜けて大人になりすぎたんだと思う。

高校生までは馬鹿やって遊んでなんぼの年齢じゃん。逆に祐みたいな堅物みたいな感じだと息苦しさで人生つまんなくなっちゃうよ。


楽しむ時はちゃんと楽しまないとねって言いたいが………なんか、面倒くさいことになりそうだから言わない。



「祐が良いなら良いんだけど………楽しむ時はちゃんと楽しまないと人生損だよ?楽しまなかった分だけ人生先が楽しめるっつったって、それが全部が全部正しいわけじゃない。酸いも甘いも上手いことやりきった方がいいんだよ。辛い状況でも全力でやるのは当たり前だけど、楽しい状況も同じように全力でやらないと結局は意味ないんだよ」


「…………そうなのか、そうだよね………?」


「必要の無い辛い状況は経験しなくていいんだよ。それが全て返ってくるわけじゃないから。辛い経験っていうのは本人が後で取り返して更に成長できる分だけでいいんだよ。楽しい状況は作りにいかなきゃ駄目だけど、壁なんて勝手に出てくるんだから。あえて自殺行為みたいなことをする必要は無いんだよ」


「普段から頭悪いことしか言わない、やらない人間にそういうことを諭されると何か……違和感しか無いよね。でも、その通りだなって思ってしまう自分もいるっていうのが優姉ちゃんの言葉の力だよね」


「褒めてんの?ディスってんの?どっちなん?どぉーちなんだいっ」


「ディスってる8割」


「うぇーい、酷いこと言うじゃないかーい」


「そんなんだからディスられんだよ」



けど、優香の話す言葉っていうのは体験談だからね。妄想で喋るんじゃなくて、自分が見てきた事実をそのまま話しているだけだから。


クエストバーサーカーになる前の段階からも色々と考えてきているからね。裏では考え込んだりして、何かを陰で進めていくのは昔からだった。


友達とかの前では一切そんな素振りを見せなかった。高校に入ってからは余計に顕著になっていった。知識欲っていうのが、クエストバーサーカーに入って本格的に何かに向かって注力するっていうことに覚醒し始めた頃。


それが今になっては……こんな化物に昇華してしまっている。血の繋がった身内すらも完全に他人と割り切っては、行動によっては相応の措置を平然とやってのける。


なんなら、その時まで遠くはないのかもしれない。


総督府が私達の情報を異界貴族九刃……敵対していた組織に情報を流していた時点で優香は、総督府における信用を完全に捨てたと思われる。


私も、結構な情報を流されているわけだからね。

私の予想では異界貴族九刃以外の誰かにも情報を流しているのでは?と考えている。

異界貴族九刃の1人を瞬殺できるような人物を消すために、わざわざ潰されそうな組織だけに情報を流すとは思えないから。


ただ、裏の情報のやり取りですら、優香の情報は殆ど流れていないことには驚きだけど。それだけ優香の存在そのものがイレギュラーだったって言う以外に見当たらないが。



「それと………2人にはコードネームが付いてるっぽいんだ?多分、異名みたいな?シャゼラさんで言う”規格外”や、綾音さんの”覇王”みたいな」


「「ほうほう」」


「ちょいちょいハモんなって、だから。仲良しすぎるわ」

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