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白銀少女戦記 〜醜悪と華麗の境界に、唱う偶像達〜  作者: 結城斎太郎
~創世と創星の災禍~

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re.cord {eighty-five}











ーーーーーーーーーーーーー◈◉









(……………ん?今、ちょっと何処からか違和感を………)


「あれ?どうしたの?千春?」


「いや、なんか気配というか………違和感?みたいのを」


「私も感じたよ。オシッコ終わった後にブルルッってなるヤツみたいな」


「凄い分かりやすい例えだし、感覚としては凄い合ってるんだけど……スッゴい汚い」


「それ以外に良い例えが思い付かんかった」


「ちょっと違くてもいいから、もっとマシな表現にしてほしかったわ」


「けど、なんだったんだろうね?さっきの」


「オシッコのヤツ?」


「だから………オシッコ言うなってば」


「ひゃははははっ…………!!」


「何をそんなに笑ってるの?」


「優姉ちゃん、戦ってる時はカッコいいのに………普段っていつもこんなんなの?」


「「うわっ!?」」


「いや、驚きすぎでしょ。LINEでも2人の大学に行くって言ったのに………」


「あっ、ほんとだ………」



優香と話していたら、祐が何とかフラペチーノとケーキを乗せたお盆を持って急に現れた。LINEを見返したら、祐から「そっちに今から行くからねー」と一言送られていたのを気付いた。


全く気付かなかった……来たなら一声掛けてくれば良かったのに。いや、今さっき掛けてくれたんだけど……もう少し早い段階というか。


流石にビックリする。優香もビックリしすぎて椅子から転げ落ちてるし。



「あぁ………イテテ………」


「大丈夫?」


「まぁ、なんとか………てか、仕事終わるの早いね」


「思ったよりも早めに終わったんだよ」


「そうなんだー」


「あれ?祐、ちょっと顔暗くない?何かあったの?」


「あっ、別に。なんでもないよ?」


「……………隠し事はナンセンスだよ?」


「はぁー、優姉ちゃんにはお見通しか。ちょっと怖いよ」


「……………???」



2人の会話についていけていないんですが。


えっ?えっ?何の話をしているんだい?



「ふ、2人とも………どういうこと?」


「実はさ………2人についての情報を、私の異界貴族九刃の時に使っていたフォルダにメールが届いていたんだよ。総督府から」


「えっ!?」


「マジかいな」


「うん………ちぃねぇに関しては色々と戦闘能力について割と細かく記述されていたよ。主に素早さに関してのことだったけど。具体的な戦闘スタイルについてはあんまりって感じ。優姉ちゃんに関しては何も書かれてなかった」


「なんで、そんなのが、総督府から祐に?」


「さぁね?異界貴族九刃の時にもなかったから………よく分かんないよ」



なんで、総督府から異界貴族九刃に………?


でも、間違いないのは……総督府の上の人間の誰かが異界貴族九刃と繋がっていた。おそらく、異界貴族九刃宛の情報ということで祐にメッセージを送ったのは、ミスだとは思う。


異界貴族九刃は解散しているから、私達の情報を送ったところで無意味だ。つまり、誤送信してしまうくらいにやり取りは行っていたということになる。


総督府からは私達に異界貴族九刃との繋がりは何一つとして伝えられていなかったから………



これは、どう考えたって私達に対しての裏切りを誰かが行っているとしか思えないね。

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