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白銀少女戦記 〜醜悪と華麗の境界に、唱う偶像達〜  作者: 結城斎太郎
~創世と創星の災禍~

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re.cord {seventy-nine}

ヴァルドヘイムほど治安が悪いところ無いかもね。治安の悪いところをあえて維持しているっていうところでもあるのかっていうくらい。実際……そうなのだろうとは感じている。


良すぎても、それはそれで息苦しいってものだろう。まず、人間が感情と欲望と本能を持っている時点でクリーンな世界なんて作ることが不可能なわけであって。


どういう世界でも知的生命体が存在しているだけで平和な世の中なんて存在できるわけない。

それはもう、ヴァルドヘイムでも地球でも、FGOox-01211でも色々な世界を散々見せられてきたからっていうのもある。



「傘、持ってきてないや。どうしよう」


「東京も降ってるだもんね……」


「総督府ならそこら辺に傘落ちてるから、適当にパクっちゃえば?いつも知らない人の忘れ物の傘、持って帰ってるじゃん」


「そのせいで家に傘めっちゃ溜まってるんだよ……要らねっ」


「後で取りにいっていい?私、傘無いんだよね」


「いくらでもあげるから取りにきて。捨てるくらいならあげた方がいい」


「押し付け……とも違うか。ちぃねぇが欲しいっつってるわけだし。てか、ちぃねぇは何で傘持ってないの?」


「邪魔だから」


「なんで急に?」


「最近雨多いから。あんまり濡れるのも嫌だし」


「天然のシャワーやん」


「汚いでしょ。あんな排気ガスが溜まりに溜まってる水なんて被れるわけないやん」


「ヴァルドヘイムの雨なら綺麗な方じゃん?」


「いや………魔術とかスキル使った後の粉塵とか吸っちゃってる水とか、そんなん浴びた方が絶対に禿げるわ」


「意外と残るからね~、そういうの」


「……………よしっ、帰るか。あっ、そうだ。祐って家あるんだっけ?無いなら私の川越のアパートに住めばいいよ。別に家賃とか光熱費とか気にしないで済むじゃん?」


「あっ、私………一応、世田谷の方にマンション買ってるんだよね……」


「「えっ!?」」


「そんな驚く?」


「場所にもよるけど……世田谷って凄いな………」


「一応、三宿」


「だいぶ良いところに住んでるな。芸能人とか普通に住んでる場所じゃんか。あそこら辺って本当に金持ちの住む場所って感じやん」


「だから、住む場所は困らないかな」


「心配した私達の方が馬鹿らしいレベルだね。流石は異界貴族九刃のトップっていうだけはある」


「繋がりとかもあるからね……有り難いことに。色々な方面から心配されているし、そこからも色々と仕事の依頼とかもあるから。戦争とか終わったら、そっちにちゃんと注力するつもり」


「仕事内容は聞かないでおくよ」


「まぁ……世界を裏でコントロールするみたいな、そういうのもあるから。詳しく喋ると長くなるし、あまり大っぴらには言えないことばかりだし。美紅さんとも繋がりあるから」


「ようは、じいちゃんがやってることをイメージしておけばいいのか。なるほどね」


「そんなとこだね」



うわぁ………とんでもないスペックを持ったのが妹になっちゃったよ。本当に味方になってくれて良かったよ。

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