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白銀少女戦記 〜醜悪と華麗の境界に、唱う偶像達〜  作者: 結城斎太郎
~創世と創星の災禍~

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re.cord {sixty-eight}









ーーーーーーーーーーーーー◈◉









「優香と千春か………2人とも、だいぶ力を付けてるね………」


「てごっちゃん。まっすーもやられてるんだよ?まさか、こんなにも早い段階でやられるとは思わなかったんだけど………」


「そりゃ新世代だからね?今まで築き上げてきた世界の基盤というのを覆すような革命児だよ」


「革命児って…………あの2人が?」


「なめない方が身のためだよ。あの2人が現段階の強さっていうのは鍛練によるものでしかないっていうこと。異能全般に関しては………まだまだ目覚めたばかりっていう段階。ようやく種子が発芽しかけてる段階にしかならない」


「へぇ………結構、お高く見てるんだね」


「寧ろ、異界貴族九刃だけで何とかできるっていう考えてる時点で低く見積もってるくらいだと思ってるよ。あの2人が生まれてから……クババからの告げの言葉が一切無くなった」


「えっ、そのタイミングだったっけ?」


「優香はあれでも頭脳を司るタイプだ。そして、千春が力だ。肉体の強さはあくまで、その本来の力を使うための器程度でしかない。その肉体だけで最前線組に組み込まれている………何よりも、それだけで覚醒段階まで持っていった綾音さん、希世乃さん達までもを単騎で相手取れる化物だ。千春は規格外を簡単にあしらっている。そんな奴等と戦いで勝ちきれると思うのか?って」


「それは………!!その………」


「現にまっすーがやられている時点で察した方がいい。慶ちゃんもそうした方がいいのはわかるよね?」


「そうだけど………でも………!!まっすーを………昔から……ずっと………子供の頃から9人一緒に頑張ってきて………それで皆やられていくなんて………それを黙って見てろっていうの!?」


「草野っちだってやられてるんだよ!!!!こっちだって草野っち、まっすーを殺された恨みくらいはあるよ!!ふざけんじゃねぇぞ!!って何回も何回も………!!!!」


「てごっちゃん………」


「………………ごめん」


「これ以上、誰かが死ぬなら………私は、異界貴族九刃(ニュース)を捨てる」


「えっ………!?なんで!?」


「解散だよ」


「そんな………勝手すぎる!!!!」


「誰か死ぬよりかは良いよ………!!別に、今生の別れってわけじゃない。それぞれの人生を歩めばいいだけの話………皆、それぞれ表の仕事があるでしょ?ニュースを解散したところで、裏の殺しの仕事が無くなるだけ…………それで良いじゃんか」


「でも、てごにゃんが………!!」


「私はニュースから………ヴァルドヘイムに移ればいいだけのこと………話し合いが出来ない相手じゃないはず」


「そ、そんな………」


「ハッキリ言う。私達全員が本気でやっても、あの2人には、絶対に勝てない………片方だけでも無理だよ」


「……………………か、解散なんて………いやだよぉ………」


「……………流石に、向こうも7人も敵を迎え入れるなんてことはしない。確かに、今も総督府は美紅さんが実権を握っている……ように見えて、本当は優香と千春が総督府の全権力を握ってるのも同然。あの2人の言動からして……まっすーと草野っちの件もあるから………おそらく、全員が姿を見せれば容赦なく切り捨てることだろうね」


「……………うぅ………!!」


「だから、私だけでも………」


「いや、そうはさせない。私達全員で異界貴族九刃だから!!」


「……………分かった」


「もう、誰も欠けさせない………てごっちゃんもそうでしょ?」


「それもそうだね」

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