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白銀少女戦記 〜醜悪と華麗の境界に、唱う偶像達〜  作者: 結城斎太郎
~創世と創星の災禍~

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re.cord {fifty-eight}

「悲しい」とか言いながら、一丁前にパワードスーツ着ながら槍を構えている奴に何を言われても心に届くわけ無いじゃんか。


どんだけペラペラの世界で生きてきたんだろうな。自分だけの世界で生きてきたんだろうな。自分の人生は自分だけの世界で作られていると勘違いしている典型的なアホなんだろう。


実力は無駄にあるくせして、なんとも浅はかな考え過ぎて………もう、コイツに掛ける言葉なんて何一つとして無い。


さっさと永眠してもらおうかな。輪廻転生なんて望めないレベルにまで殺してやるよ。



「千春、どうする?私がやる?千春がやっちゃう?」


「私がやる」


「相変わらず、そのでしゃばりは変わっていないね。中学の時から」


「あっそ。心当たりなんて無いけど」


「そういうところが、他人をイラつかせているところだっていうのを自覚した方がいい。中学の頃、ソフトボールで全国行って……しかも、エースでさ。高校の時なんて陸上の長距離かなんかでも全国行ってさ………才能とか容姿だけが恵まれて、それでも強欲に色々と望むだなんて……いくらなんでも、それは調子に乗りすぎなんじゃない?」


「ただの、母親の人生をなぞらえただけだよ。そこまではね。同じ遺伝子で、どれだけ先天的なものが同じだろうと、私とママは他人という事実は変わらない」


「そういうところが………昔から気に食わなかったんだよ!!」


「はいはい。大学生にもなって、いつまで中高の時の思い出に縛られているつもり?それに……自分だけがツラいとか思ってんじゃねぇよ。二十歳越えたら自分の決めた道くらい責任持てよ」


「どこまでも……私を煽るんだね」


「うるせぇよ。量産型に留まっているようなクソビッチに理解してもらおうなんざ、これっぽっちも思っちゃいないよ。そんなに承認欲求満たしたいなら、バスケ部の選手じゃなくて、男子のところにでも行ってマネージャーでもやってチヤホヤされて男でも勝手に漁ってろ」


「お前………!!絶対に殺す………!!」


「ふぅ~、千春の、他人を煽るための独特な言葉選びは良祐さんに似たってところかな?」


「黙れ!!赤城!!」


「あらあら~、そんな血気盛んに………穏やかじゃないねぇ~?」


「ちぃの次はお前は殺す!!」


「じゃあ、頑張って千春に勝たないとねぇ~?」


(優香も大概だよ。煽ったり、他人が言われて一番嫌な地雷をあえて踏むことに関しては優香は越えられないよ)



それに、あれだけ煽られて、のんきにIQOSなんて吸っている優香には一切手を出さない。殺すとか言っておきながら優香に不意討ちを仕掛ける様子すらも見受けられない。


本能的に分かってるんだろうな。自分が優香に勝つことは到底無理だということに。


こういうヤツって本当に口だけは達者だもんな。



「ドイツもコイツも………!!馬鹿にしやがって……!!」


「馬鹿にされるの嫌?そーかそーか。ホント……お前みたいな女が増えすぎたなって、つくづく終わってる国だと思うよ……この国はさ。ミソジニーになる男の気持ちも分からんでもないわ」

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