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白銀少女戦記 〜醜悪と華麗の境界に、唱う偶像達〜  作者: 結城斎太郎
~創世と創星の災禍~

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re.cord {fifty-four}

私の友達にまで変な人間扱いされる優香。


優香の家系も有名人ばっかりだしね。そりゃ有名にもなるのも当然と言えば当然。

当の本人もクエストバーサーカーでの活躍?みたいのが噂になって、それが大学でも行き届いているくらいだから。


それに、クエストバーサーカー以外でも色々とやっているらしい。そこまで詳しいことは私にも分からない。

美紅さんの影響を受けて、そこに合わせたことをやっているのかな……っていうのを結憂さんから少し聞いただけ。


見えない部分の、陰で動いている部分も関係無いしているのかな?友達とかも「ちぃが知らないなら私達はもっと知らない」って言ってた。


ちょっとモヤモヤするよね。私にくらい、隠し事なんてしなくてもいいのに。でも、私にとって都合の悪いことじゃないのは間違いない。

寧ろ、知られたら……私にとっては都合の悪いことだから言わないのかもしれない。私を守るためにっていうのが一番なのかも。


敵を欺くには味方からっていう言葉もある。それとは少し違うのかもしれないけど、優香もそれと似たような考えで動いているのかも。



(私が不安になったところで、優香がどうにかなるってわけでもないけどさ。はははっ~)



「ちぃ、皆でラーメン食べに行こうよ!!」


「おっ、良いじゃん良いじゃん」


「私達、転移スキルだけ身に付けてるから。どこでも行けちゃうよ?流石に都内から外は座標の指定が難しいから行けないけど………」


「練馬に何か美味しいラーメン屋さん、あったよね?」


「上石神井の方にあったよね」


「私の家の近くじゃん」


「いいじゃん。家行くわけでもな______」


「………………………ぇっ?」



目の前で話していた友達の頭が………吹き飛ばされた。何の前兆も音も無く。


血を吹き出してながら私の目の前で崩れ落ちる首の無くなった友達。

その血を浴びながら私は唖然とするしかなかった。残されたもう一人の友達も固まった状態で体を小刻みに震えながら涙を流していた。



そして………そこから間もなく、震えた友達も真っ赤な血溜まりと肉片となった。もはや、人だったのか?というくらいに原型が無くなった。


校舎と校舎を繋ぐ連絡橋で起こった……異変。連絡橋とは言っても、建物内で起こっているから外からの奇襲というのは考えにくい。


外部の侵入を防ぐためにも、そう簡単には破れないはずの結界が施されているはず。

その結界は、優香が入学してから少し経った頃に、クエストが終わったついでに幻魔術で作ったものだった。


幻魔術を破るのは簡単なことじゃない。優香の幻魔術は創始者とも言える千明さん……美紅さんや結憂さんでも解除することが難しい、複雑な術式で構成されているから。


それを破ることができるなんて……



(まさか、異界貴族九刃が校舎内に!?)



それとも、まさか………この大学の生徒!?もしくは、教員の誰かか……


結界の状態を急いで調べてる。私は幻魔術は使えないけど、どんなに複雑な術式でも解析できる能力がある。

あるというか……元々センスがあるとか言われて、そこを極めたっていうだけのもの。


能力解析の術式を展開させ、結界が破壊されているのかを調べてみた。



(………壊されて、いない………)



壊されていないのに外部から関係者以外の立入禁止はできないはず。

部外者が触れれば体が一瞬で黒い炎に包まれて跡形も無く消え去るというものだ。学生証や来賓の許可証には、そのセキュリティを回避するための術式が組み込まれている。


優香が作った術式を総督府が術式をコピーして、それを学生証や許可証に組み込んで量産するというシステム……


つまり、結界が壊されていない状態。尚且つ、内部からの攻撃となると……



「まさか、本当に……大学の人間の仕業か……!!」

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