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白銀少女戦記 〜醜悪と華麗の境界に、唱う偶像達〜  作者: 結城斎太郎
~創世と創星の災禍~

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re.cord {fifty-three}







________◈◉








「………………ふぅ、午前中はとりあえず終わったぁ~」


「ちぃ、お昼どうする~?」


「普通に学食で良いんじゃない?私、今日は朝ガッツリ食べてきたから」


「それでも普通に食べるでしょ。カービィなんだから」


「カービィ言うの止めてってば~」



午前中の講義が終わり、友達から昼飯の誘いが掛かった。色々と考え事をしていたため、友達の話は半分くらいしか聞けていないけど……


朝、優香の言ったことがどうしても引っ掛かっている。

大学に向かっている時に、「異界貴族九刃……じゃなくても、そっち絡みのヤツは来るかもしれない。私達の大学に」って話していた。


結憂さんとかに言われたんじゃなくて、優香自身がそうなるかもって言ってるだけ。あくまで直感の範囲内のもの。

優香のそういうことは大体当たるのだ。外れたことが私の記憶には無いくらいの的中率。「そんなの思い過ごしじゃない?」って流せるほど、私の頭は短絡的ではないようで。


講義も、そのことが頭の中で無限ループしていて頭に入ってこなかった。ずっとぼんやりとしていた。



(異界貴族九刃が………攻めて……くるって……まさか、大学にまで………?)



「なんか最近、ヴァルドヘイムとかがヤバイらしいね?色々な場所に規制が掛かってるらしいよ?行けないところも増えてきてさ」


「そうそう、東京よりも色々と楽しめるとこが沢山あったのに………治安もそこまでいいわけじゃないっていうのもあるのかな?」



私は考えてしまった。


目の前に居る友達が、居なくなってしまうんじゃないのかと。大学(ここ)が戦場になってしまえば、学生の大半は死ぬことになるだろう。


私達の大学には実力者と呼ばれる人間は居ない。そもそも、クエストバーサーカーに籍を置いている人間も半分居るかどうかだ。

銃火器なんて1回も触ったことも、見たこともないっていう人間がザラに居るような環境だ。


とは言えども、敵が「戦えないから殺さない」なんていう甘いことをするわけもない。目の前に居る人間を一掃するつもりで来る。



(守りきれるか……?いや、できるかできないかじゃない。やるしかないんだ………!!)


「ちぃ?どうしたの?」


「んっ?えっ、な、何が?」


「ちょっと顔が怖かったからさ……具合悪いの?」


「だ、大丈夫だよ。ちょっと考え事っていうか……」


「ちぃも大変そうだもんね。ちょいちょい総督府とかにも呼び出されているみたいじゃん?」


「まぁ、身内が身内だからね。ったく……振り回されるこっちの身にもなってほしいもんだけどね?」


「でも、ちぃなら死ななそうだし。やっぱ昔から戦っている人間って独特な雰囲気あるし。ちぃの圧倒的なオーラっていうのかな?無敵っていうの?」


「あー!!分かる分かる!!一騎当千って感じがするよね」


「そ、そんな……私は大したことやっていないし」


「優香さんとも仲良いしね」


「あの人もあの人で個性的だもんね。どうやったらああなるんだろ?っていうくらい」


「それな~」

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