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白銀少女戦記 〜醜悪と華麗の境界に、唱う偶像達〜  作者: 結城斎太郎
~創世と創星の災禍~

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re.cord {forty-seven}












◈ ◉ ◈ ◉ ◈ ◉











(あー、優香の子守りは本当に疲れるな……なんで私が年上の面倒見ないといけない立場にならないといけないのだろうか……?)



家に帰ってからお風呂に入って、ベッドに寝転がって息抜きをしていた。


特に何かをしたわけでもないのに、疲れたなぁ……ずっと優香の付き添いみたいなことしかしていなかった気がする。

でも、優香の近くに居ると色々なことが起こるから。異界貴族九刃に絡むようになってからは余計に……かな。


本当にごく一部の人間しか知らないんだよな。異界貴族九刃についてや、FGOox-01211の件については。

私からすれば、何をそんなに隠し通そうとするのかが分からないところでもある。そこまでして、大人数に知られたくないことでもあるんだろうか。


優香も情報漏洩が無いようにするっていうだけは従っているようには見える。今のところは、だけど。何か考えているのかもしれないけど。

ただ単に、結憂さんや美紅さんの言うことを素直に聞いているだけとは到底思えないから。本気で総督府を潰そうとしている人間が、総督府のやり方に従順なわけがない。



(私も総督府のやり方は気に入らないところはあるけど………私に、そこまでする力はあるとは思えないからな……)



優香のように、あそこまで他人に対して非情になれるわけでもない。やれるほどの心の強さがない。


私だって、不特定多数の人間に優しくしたり良い顔したりっていうのが出きるほど器用な人間じゃない。それが正解だとも思ったこともない。


表面上だけで終わる関係なんて潰してしまった方がいい。その表面上の関係は、自分達にとって、どこまで有意義になるのか?って話。

いざとなれば距離を取るような連中ばかり。そんな連中にどんな情けを掛ければ良いのだろうと、つくづく疑問だ。



「はぁ………これから、どうなっていくんだろ………」


(私も、強くならないとな……優香にばっかり、負担を掛けるわけにもいかないから……)


『千春、入るよ』


「あっ、ママ」



ママが私の部屋にきた。


何かを心配しているような様子ではあった。



「今日も色々とあったみたいだね。大丈夫?」


「うん……まぁ」


「結憂も昔は、今の優香みたいに良くも悪くも真っ直ぐで……中学生ぐらいの年齢でも、最前線組を引っ張っていけるような器量があったんだよ」


「そう、なんだ」


「でも、やっぱり……それから20年以上経つと人って変わっちゃうもんだね。|美紅(兄さん)や|綾音(姉さん)は、あまり変わってないけどね」


「…………ふーん。でも、ママも昔から変わってないっていう話は聞くけど」


「流石に第三次大戦の時みたいに体が動くわけでもない。年齢も年齢だから。昔の自分がそんなことやっていたんだなっていうのは信じられないくらい」


「………………………………………」


「結憂の場合は悪い方向に変わったって見えるのかも。でも、それは人間には誰しもあるから。合う合わないってのは当然のだから」


「そう、だよ……ね」

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