表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
白銀少女戦記 〜醜悪と華麗の境界に、唱う偶像達〜  作者: 結城斎太郎
~創世と創星の災禍~

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

5404/30546

re.cord {forty-three}

そんなヤバいものを開発していたのか、そんなヤバいを平気で着て、自分の体で色々と試すことから始める優香の脳筋っぷりにはドン引きだが。

もう少しは自分の体を大切にするって意識を持った方がいいと思う。そもそも、なんで強度を試すためにそこら辺にあった刀で自分の腕を切るって発想になるのかな?


優香の術式を使えば切れたとしても、くっ付けることは簡単なのかもしれないけど。そういうことじゃないんだよな……


優香は「ちょっと痛いだけ」というかもしれないけど、そんな優香を知った私の心が痛いのを分かってほしいよ。



「本当に、無駄に危ないことしないでよ……」


「悪かった。悪かっーたってば。ほらっ、1個あげるから」


「要らないんだけど………」


「良いじゃん。特にデメリットあるわけじゃないじゃーん?どーせ、口ではそう言いながらも明日くらいには付けてるんでしょ?」


「……………………………………………………」


「否定しないあたり、そういうとこ、可愛いぞい♪」


「うるせぇ」


「ははは~♪じゃあね~♪」


「ちょっ………もう!!」



結局、置いてくんかい。


優香からパワードスーツ?になるであろう小さな箱をズボンのポケットに入れて外の喫煙所と向かった。ここで一服しているものかと思ったけど、本当に家に帰っちゃったみたい。

喫煙所にも居ないし、辺り一帯で優香の気配を探ってみたけど……ヴァルドヘイムからは優香の気配はしなかった。


本当に帰りやがったよ。置いていくなよ!!



とは要っても、ストーカーみたいにしつこく追い掛け回す気にもならないからな……

多分、家に居るんだろうな。以外とインドアなところがあるし。今頃シャワーでも浴びてるんじゃないのかな。


外出したら真っ先シャワー浴びるから。意外と綺麗好きというか……そういうところがある。


優香が何をしているのか妄想しながら、IQOS吸っている。近くに居る、結憂さんと同じ年くらいのオジサンバーサーカーがタバコを吸いながら異界貴族九刃について話していた。


異界貴族九刃という存在だけは末端にも伝わっているようだね。



「異界貴族九刃を倒すなんていう実力者、ヴァルドヘイムに居たんだな。第三次世界大戦、クババ決戦の時の最前線組すらも成し得なかったことなのに」


「しかも、単騎討伐だったらしいな。未知の脅威を一人でやっちまう奴なんて……美紅さんですら無いというのが驚きだよ」



結憂さん達の世代の戦い、クババ決戦とか言われてるんだ。

そういうこと、あまり覚える気にならないから表面上の情報には疎いんだよな。情報に必要なのは種類とかじゃなくて、必要なことでありつつ、それについての内容の深さだから。


こういう系の話を振られると知らないから、なんて返せばいいか困るんだよね……

多分、オジサンも知らない女子大生に世の中の表面的なしょーもない情報の話とか振らないも思うけど。



「噂すらも出てこないからな……」


(優香のことだな。単騎討伐っていうのは)



情報はしっかりと管理されているのか。


まぁ、女子大生一人が異界貴族九刃を2人も討伐したなんていう事実が広まったから、ヴァルドヘイムが丸ごと混乱するだろうしね。


そんな都合の悪いこと、末端に言うわけもないか。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ