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白銀少女戦記 〜醜悪と華麗の境界に、唱う偶像達〜  作者: 結城斎太郎
~創世と創星の災禍~

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re.cord {forty-one}

「ねぇねぇねぇ、優香ん家寄っていい?」


「良いけど……ちょっと汚いかも」


「別に気にしないよー。てか、そこまで汚くないじゃん。寧ろ、一人暮らしとは言え……ちょっと物が少なくない?ってくらいだよ」


「そうかな?物とか置かないし、ゴミとかもすぐ捨てちゃうからね」


「良いことじゃん。それが出来ない人が多いんだから」


「千春の部屋も汚いもんな。ゴチャゴチャしているし。BL本とか色々なとこに置きすぎでしょ。ちょっとくらい整理しなさいよ」


「うるさいな。あんなもんなんだよ。大体の人は」


「周りがどうかじゃなくて、そういうのは自分がどうかってヤツじゃないの?」


「ママみたいなこと言わないでよ。説教じみたことは嫌いだよ」


「きたねぇのは事実じゃん」


「うるさい!!」



なんでそんな余計なことしか言わないのかな。


私が部屋が汚いことは優香には関係無いことじゃん。急に年上面みたいなことするの止めてほしいんだけど。

年上なのは事実だとしても、一つしか違わないんだし、昔からの付き合いっていうのもあって年の差なんて気にしたことない。


そもそも、私も優香も年齢云々を言うタイプじゃないんだけどね。


優香は年下に関しては本当に甘いからな……私とか妹ちゃんに何か危害が無い限りは一切のことを見逃すから。

逆に年上……もしくは、年下でも私とかに何かあった場合には……容赦なく対象の人間の人生を潰すから。躊躇なんて無い。自分の手が汚れることを平然とやってのけるから。


殺しだってなんだってやる。0か100かのどっちかしか無いから。

行き過ぎた……歪みきった自己犠牲とも受け取れる人格の持ち主。人によって見方がハッキリ分かれる性格なんだよね。


そんなことを考えながら優香のことをじっと見ていたら、優香が私の視線に気付いた。



「どしたの?」


「いや……その、あんまり無理とかはしないでほしいなって」


「無理も承知。大丈夫だって。千春を悲しませるようなことはしないつもり。千春だって……まぁ、私と似ているところ多いしさ」


「そうなのかな?優香ほど思い切りは良くない、と思うんだけど」


「千春って意外と自分の性格とか理解していないっぽいね。まぁ、自分の性格を客観的に見て自覚出来る人間の方が珍しいか」


「……………何が、言いたいの?」


「千春も私と本当に同じだなってことだよ。いずれ分かるし。てか、千春の方が私よりもずっと地頭は良いんだから。基本的に頭悪そうなことしか言ってないけど?」


「はぁ?」


「私の口からは言わないよ~ん。ぶっー」


「なんなんだよ………」



優香は「ぶー」と言いながら、外の方へと向かっていった。なんか……本当に読めない性格しているよね。能力っていうのは性格に反映されるものなのかな?

スキルとか魔術とかは環境や先天的な要因、殆どが遺伝によるものだから、後天的な要素である性格には関係無いことは分かってる。


もしかしたら……優香の能力が今の優香の性格を?


まぁ、珍しいスキルを使ったり、特定の術式を使う人は変わっている人多いけどね。今までの最前線組が良い例かも。


私達の世代だと、そこまで飛び抜けた人は居ないから……結憂さんやママ達の前世代の最前線組を除くと、最前線組に正式に登録されているのは私と優香だけ。


何を基準しているのかは詳しくは分からないけど。

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