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白銀少女戦記 〜醜悪と華麗の境界に、唱う偶像達〜  作者: 結城斎太郎
~創世と創星の災禍~

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re.cord {thirty-nine}

通路でそんな話をしていたら………瑠々さんがIQOSを吸いながら結憂さんの居る部屋の扉に手を掛けた。その時に私達と目があった。


「おっ、お疲れ~」と一言残して部屋へと入っていった。どっちも無言で返さなかったけど。たまたまどっちもタバコ吸ってたタイミングで喋れなかったし。


優香に関しては最初から挨拶する気無かっただろう。スマホいじってて瑠々さんの姿をチラッと見てからタバコ吸ってるし。


最前線組は挨拶とか、そういう礼法とか作法に関してはガバガバな部分があるから。態度が悪いことで有名なメンツではある。そこだけは脈々と受け継がれている。

あくまで総督府内限定の話で、普通に大学生として過ごしたりしている時は挨拶とかはちゃんとしているよ?こういうのはちゃんと言っておかないと誤解を招きそうだから。



「瑠々さん、どうしたんだろ?」


「異界貴族九刃のことじゃないの?お前らが騒いだところで何になるって話だけど」


「そんなこと言わないの」


「どーせ聞こえねぇよ。バーカバーカ」


「ちょっと扉開いてるから聞こえてるよ」


「あれま」



すると、瑠々さんが顔を覗かせた。


私は何とか誤魔化すために何とかニコニコと愛想笑いを浮かべていたのに、 優香は真顔で瑠々さんに向かって中指突き立てていた。


これが平常運転なのが優香だから。年上嫌いが発動しまくってる。そりゃ疲れているっていうのもあるだろうし、それで周りが勝手に自分のやったことで良くも悪くも騒がれていたらストレスも溜まるはず。


優香って凄い繊細で神経質だから。こんなことやったヘラヘラしているけど。繊細だからこそ、やたらと人の気配とか感情に敏感過ぎるのかもしれないしね。私もそういうところはある。



「相変わらず、優香は優香だね」


「すみません。ちょっと何言ってるか分からないっす」


「稀代の問題児の面倒を見るのは大変なんだよ。こっちは優香の殺害人数が多すぎて処理に困ってるんだから………」


「んなの知ったこっちゃないっすよ。やるべきことはやってるんすから文句言われる筋合い無いですけど。文句言うならお前らがやれって話だと思いません?」


「それはそうなんだけどね……ごめんね。優香と千春ばっかりに押し付ける形になっちゃって」


「千春が死んだら、総督府壊滅させるっていうのを忘れないでくれればなんだっていいですよ」


「わ、分かってるって………結憂も余計なことで言うから………あれでも母親として色々と気を遣ってるっていう感じだから、アンタ等の家系って不器用な人間しか居ないし」


「…………………………けふっ」


「ゲップで返事をするな」


「ついでに、オナラも出ましたけどね」


「きたないっ!!またやったの?」


「生理現象だもん。音出さないだけ良いじゃん」


「上の方は思い切り出てたけどね!?」


「下をおさえたら上が出た」


「会話が汚いよぉ~」


「はぁ………じゃあ、私は結憂と少し話すから。2人はゆっくり休んでてよ」


「(`・ω・´)ゞテイッ」


「(`・ω・´)ゞテイッ」


「2人とも、本当によく似てるよ」

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