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白銀少女戦記 〜醜悪と華麗の境界に、唱う偶像達〜  作者: 結城斎太郎
~創世と創星の災禍~

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re.cord {thirty-seven}

結憂さんに色々と言われた後のはずなのに、こうやって笑っていられるの凄いな。

でも、優香が一方的に言い負かされてるところは想像できない。逆に、一方的に言い負かした側の方だろう。


私を守るために……自分の母親にまでも牙を向ける。本人は絶対に「千春を守ってる」なんていうことは言わない。


けど、行動を見れば分かることだった。私のために悪人になろうと構わないというスタンスだ。


まだ、優香がクエストバーサーカーになってから1ヶ月も経たない時……

結憂さんや美紅さんなど、かつての最前線組が勢揃いしていた中で、とある人物に奇襲を仕掛けられて半ば全滅という危機に陥ったことがある。


年老いたとは言えども、その高い実力を維持していて複数人で一人を相手にしていたはずなのに……全員が軽くあしらわれて、瀕死の重傷という事態だった。


私もその場に居たんだけど……勿論、勝てるわけにもなく……殺されそうになったところで、別の調査のクエストを受けていたはずの優香が私のところに駆け付けて、不意打ちという形で何とか相手の撤退まで持っていったのだ。


ボロボロになった優香が真っ先に動けなくなった私を抱き抱えて泣きながら、「私が一生……千春のことを守るから。大切にするから」と言ってくれた。


それを何年経っても焦ることなく、自分の信念として貫いてきた。貫いてきたからこそ、誰に何を言われようとも……自分の意思として絶対に曲げなかった部分だ。


だから、私も……なんだかんだ言いながらも、優香の側にずっと居る。優香が居るところなら……私も絶対に優香の隣に居たい。側で支えてあげたいって思っている。


私も、ここだけは譲れない。

優香が私のことを大切にしてくれて、口で言わずとも背中で見せてくれているんだから……優香のために私だって命を賭す覚悟くらいは持ち合わせている。


ただ、優香の場合は無茶しすぎるから私のメンタルは不安定になるけどね。そういうのが多いから、ついつい止めてほしい!!っていう意味もあって、当たりが強くなっちゃってる。


私だって戦えるんだから。側で戦わせてほしい。


大切にするっていうなら、私の側で……私の大切の人として、ずっと居てほしいから。



「ぷはっ、タバコうんまっ」


「って、そこら辺に灰を落とすな!!」


「急に大きな声出さないでよぉ………ビックリしてオナラ出ちゃったじゃん」


「きたなっ、あっ……!!くさっ!!ちょっとくさっ!!すかしっぺかよ!!それよりも……こんなところで灰を落としたりしたら色々と言われるよ?結憂さんとかじゃない人からさ」


「言われたら死ねって言ってやるつもりだよ」


「荒すぎるわ、一個一個の言動が」



まぁ、そんなところが大好きだったりするんだけどね。同性なのに……っていうのは、今の時代にそういうことを言うのは野暮だよね。



「それよりも、お母さんへの復讐だよ。マジでうっさいんだよ、あのオバサン。じいちゃんが居なかったら偉そうなことも言えないくせに。本当に昔の最前線組は甘っちょろいし、口だけの雑魚しか居ない」


「まぁ……年っていうのもあるんじゃない?」


「あんなジジババにはなりたくないよ。綾音さんとかシャゼラさんみたいになりたいわ」


「その2人もどうかなって思うけどね???」

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