re.cord {thirty-five}
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「優香。また一般人巻き込んだみたいだね?FGOox-01211の奥地とは言えども……無関係な一般人を平気で巻き込むような戦い方は良いとは言えないね?奥地だからデータが取れないとでも思った?」
「なんで知ってんだよ」
「スマホにログが残ってるんだよ。それで大体のことは分かるから」
「スマホ、どっかに置いておけば良かったな………けど、仕方ないでしょ。優香が人質に取られたし……しかも、相手は異界貴族九刃の上位者……第3位の増田瑞貴さんなりよ~?」
「なりよ~って言ってる場合じゃない。今回だけで何人殺したと思う?」
「せ、1000人くらい?」
「10000だよ。どんな戦い方をしたのかまでは分からないけど……優香の能力だけ、スマホのログに何一つとして残ってないんだよ。全部unknownっていうことになってるから」
「ウンコナウになってたの?また」
「あれ、アンノウンって読むんだけど……まぁ、それはどうでもいいや。優香の殺害人数……中3から籍置いてから………10万人オーバーって。流石にどうかしてるよ。千春は小4からやってて、小6から最前線組として総督府に居る。10年間くらいの間に、未だに一般人の殺害件数は0なんだよ?」
「シャゼラさんだって殺してんだろ。てか、お母さんだって殺しまくってた方じゃん」
「優香ほどじゃないから。優香の場合は若干意図している部分もあるから。クエストバーサーカーも何やっても良いってわけじゃないからね?しかも、優香なんて……千春が変な男達に絡まれたからって、クエストや戦争に関係の無いプライベートなところで何人も殺してるよね?」
「それは咄嗟に………」
「千春は優しいし、別にそこら辺の男にやられるような子じゃないことくらい、優香が一番知ってるでしょ。ずっと小さい頃から一緒に居るんだから」
「だから咄嗟にだっつってんだろ。千春が変なゴミみたいな奴等に絡まれました、千春は強いから勝てるから放置しろ?馬鹿じゃねぇの?理由が無きゃ誰かを助けるっていうのも駄目なのかよ!!」
「そういうことじゃないから」
「お母さん………お前も、その殺害人数の一人にされたいの?」
「……………………ッ!?」
「優香、もういいって。すみません……私がちゃんと戦えていれば………」
「千春は悪くない。そもそも、千春を連れていきたいって言ったのはコイツなんだよ。それで勝手に危険に晒して一般人まで殺して………何がしたいの?」
「千春と一緒に、出来るだけ色々なところを見て、一緒に戦いを乗り越えたいって言うのは駄目なの?お前ら、何もしねぇくせに口だけばっかで、難癖付けてんじゃねぇよ」
「………………分かっ____」
「あっ?」
「い、いや………今回のことは何にもなかったっていうことにするから……ただ、データとしては殺害人数とかは、勿論……増田瑞貴を単騎で討伐したことは残しておくから」
「単騎じゃねぇよ、千春と2人で………だからな?こっちでもデータの確認が出来るんだから、ちゃんとやらなかったら………母親でも容赦しねぇから」
「…………分かってるって」
「じゃあ、千春のとこ行くわ」




