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白銀少女戦記 〜醜悪と華麗の境界に、唱う偶像達〜  作者: 結城斎太郎
~創世と創星の災禍~

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re.cord {thirty-two}

増田瑞貴の持つ、左手の剣から無数のロボットのような人型の機械が現れた。それに、かなり人間に近い形で精巧に作られている。


機械神術……まさか、希世乃さんと同じ様に神術使いの人間って事………!?


今まで神術使いは希世乃さんしか存在しないと言われていた。誰も見たことがない世界では……神術使い……何よりも、それよりも極められてる可能性がある術式を使う人間が居る。


優香でも、ヘタしたら………!!



「優香!!気を付けて!!」


「分かってるってー。心配しないのー」


「相手は神術使いなんだよ!?」


「だから何?神術使いだからって負けるなんて誰が決めたんだよ」


「えっ………」



優香も気付いて………?


現れた全ての機械達が優香に襲いかかる。



しかし、襲いかかったはずの機械達が……一瞬にして粉々に砕け散ったのである。あまりの出来事に増田瑞貴も唖然としていた。

優香は棒立ちのまま、特に何かをした様子は無かった。何なら刀すらも構えずに両手をズボンのポケットに入れていた。


そんな状態の優香に機械達が近付いた途端、全てがガラクタとなった。



「えっ………!?」


「ね?」


「マジか…………?」


「百機凌乱が、あんな形で………?どういうこと………?」


「あーあ、所詮は……そこら辺のイキってる奴等と変わんなかったか。異界貴族九刃の上位者って言っても大したことないみたい。人間として、最初から見下して「お前」とかほざいている時点で察しの通りってところではありますが?」


「…………………………ッ!?」



優香は増田瑞貴との距離を一気に詰めて、いつの間にか出現させた刀で吹き飛ばしたのだ。

何も無い空間から刀を出現させると同時に、幻魔術と何かの術式を組み合わせたものを刀に纏わせていた。


幻魔術はともなく……何を同時に発動させていた?


いとも簡単に力で押しているようや感じだが、本来なら……優香以外だったら逆にやられているような存在であることは間違いない。



(嘘………)



「ごはっ………ぐっ………!!」



屋上の床を転がってフェンスに激突した増田瑞貴。口からは大量の吐血をしている。あの吐血の仕方だと、体の表面というよりは……内部にダメージがいっているのかもしれない。


おそらく、内臓に直接ダメージを受けたのだろう。急所は外れたみたいだから、致命傷は避けられたってところだろう。



「ったくさ………あーだこーだ、調子に乗るのは構わないんだけどさ……多少は言動を弁えた方が良いんじゃないんかな?」


優香、相当怒ってるみたい。


殺気が半端無い。でも、これですら本気で怒ってるわけじゃない。優香が本気で怒った時って無言になるんだよね。

その時の威圧は……言葉じゃ言い表すことは出来ないよ。


色々な恐怖が入り交じって、その場に立ち尽くすことしか出来ない私。口から血を吐きながら立ち上がる増田瑞貴にゆっくりと歩み寄る優香。


増田瑞貴は真顔で淡々と見下ろす優香のことを息を切らしながら睨み付けていた。



「はぁ………かふっ………!!ぐっ……!!赤城優香ぁ………!!」


「何でしょうか?」

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