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白銀少女戦記 〜醜悪と華麗の境界に、唱う偶像達〜  作者: 結城斎太郎
~創世と創星の災禍~

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re.cord {twenty-five}

「こんなとこ、あったんだ……知らなかった」


「あれ?芽郁さんと希世乃さんは知ってるんじゃないんですか?」


「私も希世乃も迷子になっちゃって……ここまで行けなかった。てか、私も2人についていったんだけど、なんでここが分かったの?何も情報なかったじゃん」


「いや、私は優香に隣にくっついていただけですけど………」


「私はテキトーに歩いたら着きました。自分でもよく分かっていないっす」


「なんじゃそりゃ。勘で見つけたってこと?」


「そうなるんじゃないんすかねぇ~。あっ、とりあえず……お母さんとじいちゃんに情報として写真だけは取っておくか」


「そういうところは真面目なんだよな」


「無駄にですよ」


「無駄にって言うなよ。こっちだってやるときはちゃとやるわ」


「んなことは分かってるわ」


「てか、お前も撮るなり何なりしろよ。大体初見のところで千春って何もしてないから結局色々と言われてるんじゃん。私に説教垂れてる場合じゃないから」


「優香が情報集めてる時に敵とか何か来たら私が相手するから」


「…………………………勝てるの?」


「そう簡単に死ぬほど私も弱くはないわ」


「へーへー。後に守ってとか言うなよ」


「とか言っても守ってくれるじゃん」


「当たり前だろ。千春を見捨てるわけないじゃん。そこのエセクババと一緒にしないでもらいたい」


「おい、別に私はそこまで非情じゃ無いわ」


「意外と腰抜けじゃん」


「ぬぅぅ………それは否めないかもだけど………そこまで言わなくても良くない………?」


「止めときなよ………ここで芽郁さんと殺り合うことなんて無いんだから」


「お前、昔に千春のことを見捨てようとしたの………知ってんだよ」


「優香、私から言いたいんだけど……あれは芽郁さんだって理由があって………結憂さんすらも手を出すなっていう相手だったんだし。何よりも異界貴族九刃の______」


「あー、母親にも言ったよ。普通に顔ぶん殴ってやったよ。私はお前らには従わねぇ。こっちがやってんだから指示すんなって。どうやら、後ろのコイツは……目の前の千春の命よりも、自分の立場をちょっとでも選ぼうとした、クソ野郎だったんだなって」


「……………………………優香」


「それについては…………」


「謝って済む問題じゃねぇんだよ!!私が気付いて向かっていなかったら死んでたんだぞ!!」


「………………!!」


「もういいって、優香も………!!」


「良かねぇよ。クソが………テメェから守られるもんなんて、こっちには何一つとしてねぇよ」


「……………………あのときは、ごめん」


「一生忘れねぇから。謝って済む問題じゃないことくらい分かりますよね?」


「……………………………………………」


「この問いかけに黙るんなら、帰ってください」


「えっ…………」


「帰れっつってんだよ!!!!」


「ゆ、優香……………」


「わ、分かった…………」


「じいちゃんには伝えなくても良いよ。こうなることくらいは大体分かってんだろ。お母さんもこの事でじいちゃんから説教食らってたから。立場よりも身内の命を優先しなきゃ駄目だろっつって」


「……………………………………」


「行こう、千春。あの馬鹿はほっとけ」


「うん…………」

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