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白銀少女戦記 〜醜悪と華麗の境界に、唱う偶像達〜  作者: 結城斎太郎
~創世と創星の災禍~

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re.cord {twenty-three}

芽郁さんでも優香の力には驚いてるみたい。優香のじっと見ては首を傾げるっていう動作を何回か繰り返していたから。

優香はずっとヘラヘラしている。いっつもヘラヘラしとるからな、コイツ。基本的に自分の弱いところを見せたくないっていう部分もあるから、常にヘラヘラしているのもある。


私と2人きりの時とかは本当に喜怒哀楽全部出てるからね。

本当はとっても感情豊かな乙女だから。なんだかんだで周りと比べても女の子らしい感じではあるのかもしれない。


私も………なのかな?


普通に年子の姉妹とか、たまに双子なの?って言われるくらい。血の繋がりなんて一切無いはずなのに、凄い似てるって言われる。


メガネ取ると顔まで似てるって言われる。どっちも二重だからっていうのもあるかも……どことなく中性的な雰囲気もあるのも、よく言われることだし。



とりあえず、今からは芽郁さんと一緒に行動することになった。この場所のことをある程度は知っている人が居るのは心強い。


けど、芽郁さんも言うて普段からフワフワしているような人だから。本当に命の危機!!とかって言うとき以外は本気にならないから。

本気にならなくても、あしらえるような敵しかいないっていう時点で最強というよりも無敵な感じがするけど。


無敵な人多いよな……第三次世界大戦組の最前線組とか無敵の集まりじゃん。全員がずば抜けて何かの能力がレベチなんだよ。


芽郁さんも敵側からヴァルドヘイムに移ってるから、本当に類友なんだろうなっていうのが分かるわ。



「ふわぁ~、眠っ」


「芽郁さん、さすがにこんな森の奥地で……誰も何もほぼ知らないような危険な場所で、そんな能天気なことを言ってる場合じゃないでしょ?」


「んー、だって眠いもんは眠いし。後さ……めっちゃお腹空いてるんよ」


「芽郁さんってちょいちょい鈍るよね」


「意外と田舎っぺなのよ。私」


「それはどうでもいいですけど」


「にしても………優香の能力って不思議なもんだよ。どうなってるの?」


「自分でもよく分かんない」


「へー」


「何なんすかね?」


「なんだろうねー?」


「ねー?」



…………何なんだ、この本編に載せるまでもクソみたいに中身が無い会話は。私、ここが危険な場所だって言ったじゃんか。


私だってずっと気を張ってるわけじゃないし。プライベートじゃ優香ほどじゃないしても、割と能天気なところはあるけどさ……


TPOっていうものがあるじゃん。

どうやら、そういうTPOっていう概念が、この2人の頭のなかにはないらしい。



「あのさ、優香。なめてんの?」


「なんだよ」


「はぁ?お前が悪いんだろうが」


「うるせぇ、バーカ」


「2人とも、流石に口悪くない………?」


「馬鹿なのお前だろうが!!いちいち癪に触るようなことしかねぇじゃねぇかよ!!」


「はいはい、そんなんお互い様じゃん。お前、自分がちゃんとしてると思ってるん?なわけねぇじゃん。お前の良いとこなんて顔だけじゃん。顔だけでチヤホヤされてきた人間が何語ってんだよ」


「言っていいことと悪いことの区別の付かなくなったのか?」


「お、落ち着いてね?」

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