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白銀少女戦記 〜醜悪と華麗の境界に、唱う偶像達〜  作者: 結城斎太郎
~創世と創星の災禍~

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re.cord {three}








◈ ◉ ◈ ◉ ◈ ◉







「結憂さん、こんにちわ~」


「うぃー」


「あっ、来た来た。悪いね。急に呼び出しね」


「大丈夫ですよ」


「あーあ、せっかくKAT-TUNのライブのDVD見ようと思ったのにな……赤西君の歌声がぁ……!!」


「そんな私情はどうでもええ」


「一人暮らしして好き放題やろうと思ってたのになぁ……総督府から呼び出し食らっていたんじゃね?自由の時間があったもんじゃないよ」


「優香もそう言わないでよ。父さんのためだと思ってさ」


「別に、じいちゃんのことはそんなに好きじゃないんだけど」


「はいはい、分かった分かった」



総督府について結憂さんに出迎えてもらった。その後すぐに文句を垂れ流す優香。そんなに嫌なら断れば良いのに。母親なんだから融通はある程度利くでしょうに。


文句言いながらも来るあたりは、何かと家族は大切にしたいんだなっていう気持ちは根っこにある証拠だよね。


だから言動にイライラすることはあっても憎めないんだよ。憎むまではいかなくても何回もガチギレしかことはあるけどね……



「で、また未開の地……っていうか、”アルカンヘイム”の調査か何か?」


「そうだね。でも、別にアルカンヘイムに行ってもらう必要は無いかなって。ヴァルドヘイムでも無いんだけどさ」


「どこなんですか?」


「FGOox-01211かな」


「綾ばあちゃんのとこか。あの人、全然FGOox-01211に帰らんやん。実家みたいなもんじゃないの?」


「あの人は良いんだよ。唯一の宗家の生き残りだから。なんだかんだでヴァルドヘイムの最前線で戦ってきてFGOox-01211も守ってきたから。誰も文句は言えないでしょ」


「国事行為までバックれるのはどうなんだろね?」


「バックれる以前に全部断っているから。あの人の場合は」


「私もバックれようかな?」


「駄目だよ。優香まで同じようなことをされたら溜まったもんじゃないから」


「ヘイヘイ」



相変わらずやる気はない模様。綾音さんから見ると、高校生の時の美紅さんに似ているとのこと。戦争絡みやヴァルドヘイムのことになるとやる気が昔っから無いみたい。あんまり深く関わりたくないみたいな感じをずっと醸し出していたんだって。


今も大して変わっているようにも見えないから………美紅さんって昔から美紅さんなんだなって思う。


変に真っ直ぐな性格が脈々と受け継がれているのは流石だな。ただ、良いのか悪いのかっていうのは分かんないけどね。


真っ直ぐ過ぎる人間は結構嫌われやすい部分もあることだから。私も他人のことを言えた様ではないけども。



「今からFGOox-01211に行けば大丈夫なんですか?」


「うん。向こうにも伝えてあるから。いつでも行って大丈夫だよ」


「おーけー」


「優香、流石にちょっとは気を引き締めないと死んじゃうよ」


「私は今のタイミングで死ぬつもりはないから安心しとけって」


「なんでだろ………妙に説得力があるのは」



フワフワしているくせに、なぜか言葉の一つ一つが重く感じる優香。不思議な生き物だよね。未確認生物よりも不思議な生き物だと個人的には思ってる。

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