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白銀少女戦記 〜醜悪と華麗の境界に、唱う偶像達〜  作者: 結城斎太郎
カルモノヲ・カル・ダヰサンゲン 【multi level projecting [Sphere of center]】《thousand summer’S_heaven’S door》

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re.cord {zero}次世代








◈ ◉ ◈ ◉ ◈ ◉











なんだったんだろ。今までの夢は………?


私が昼寝し始めてから……そこまでの時間は経っていないはず。あらためてスマホを見ても30分くらいしか経っていなかった。

でも、とても長い夢を見ていたような気がする。かなりリアリティのある夢を見ていたような気がする。


それに、どことなく既視感も覚えた。


結憂さんの中学生の頃の姿………

話に聞いた結憂さんの過去の話を、そのまま体現したような夢だった。

強いのは知っていたけど、中学生の頃から夢で見たような戦い方をしていたってなると、なかなかの化物だ。


その結憂さんは19歳くらいに結婚しては子供をその年に授かっている。

今年で40歳を向かえて、今はヴァルドヘイムや世界全般に向けたビジネス……

裏で世界を牛耳るようなポジションにまでなっている。父親である美紅さんのサポートを受けながら……のようだけど。


勿論、クエストバーサーカーの方も現役だ。


三代揃って伝説を残しているって凄い家系だよな。一番凄いのは……美紅さんなのかな?


あの人も分かりやすい部分は分かりやすいのに、分からないところは本当に謎のままになっているから。裏で何をやっているかなんて身内でも全部は把握していないだろうね。私なんて全然分からない。



おっと、そう言えば自己紹介が遅れていたよね。


私の名前は鷹山(たかやま)千春(ちはる)。今年で20歳になる大学生だ。

今は女子大に通いながらクエストバーサーカーとか色々と世界について学んで将来的には結憂さん……までは行かなくても、何かしら世界に大きな影響をもたらせるような人物になりたいとは思っている。


環境自体はとても恵まれている。

その環境を最大限に利用して、自分がやれるだけの精一杯のことをやり続ける。環境に甘えてるだけなら自分の実力は培われないからね。


お母さんからも色々と教わって今は物事をひたすら吸収して自分の物にしていく段階だ。お母さんも、第三次世界大戦、その後の戦いも最前線組として戦ってきた実力者だから。


何よりも”歴代最高峰の天才”、敵勢力からも”規格外”と呼ばれたクエストバーサーカーだから。

しかも、楓でメインボーカルとして半ば芸能人みたいなことをしていたのが凄いよ。確かに、めちゃくちゃ歌上手いし、身体能力高すぎるし。


還暦越えた女の人のポテンシャルとは思えんくらいだしな。私には10個離れた姉が居るし、40越えてから私を産んだっていうのに……なんでそんなに元気なの?って思わざるを得ないもん。


まぁ、今でも十分クエストバーサーカーとしても実力者の部類に入ってしまうよな人だから。そんな生きる伝説を母として持つ以上、その母の顔に泥を塗るような真似をしたくはないしね。



私は寝起きで外の空気が吸いたくなったので、ソファから立ち上がって、ソファの背もたれに掛けていた黒のパーカーを羽織ってリビングから玄関へと向かう。



「あっ、千春」


「ん?何?」


「吸い殻そこら辺に捨てちゃ駄目だよ?」


「分かってるって。うるさいな~」



生きる伝説と呼ばれていても、やっぱり普通の母親なんだなって思ったりもする。

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