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白銀少女戦記 〜醜悪と華麗の境界に、唱う偶像達〜  作者: 結城斎太郎
カルモノヲ・カル・ダヰサンゲン 【multi level projecting [Sphere of center]】《thousand summer’S_heaven’S door》

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Re.ASCENSION【 25 】

(今、コイツ……気合いって……気合いって、どういうことだよ?)



やろうとしていることは察しがついたが……その気合いでいけるような代物だと言うのか?

お兄ちゃんですらスキルに頼らないと駄目みたいな感じなことを言っていたのに。


いくら実力あったって、才能があったって……スキルも魔術も使わないで、体1つで鉄製のバカデカい扉を壊すつもりなのかな?


純粋なパワーで言ったら、楓で一番高いのはシャゼラ。楓で一番高いということは、存命中のクエストバーサーカーの中でトップクラスという扱いにもなる。トップクラスというか……トップだろうな。



(いやいや……大きさが扉の範疇越しているんだよ?多分、ただの鉄やらステンレスっていうわけでもないだろうし)


「ふぅぅぅ………はぁぁぁぁ…………!!」


「いやいや、いくらなんでも筋力は私やお兄ちゃんよりもあるとしても………」


「うんうん。金髪メスゴリラでも無理なもんは無理よ」



自虐しながら暴言いう人間って、なかなかだよね。

それが純粋な本音にしか聞こえないっていうのもお兄ちゃんくらいしか居ないでしょ。

プライド無くて何も考えずに素直に生きてるから、こんな馬鹿みたいな人間な産まれるんだろうなって思う。



「兄様、ぶっ殺しますよ」


「シャゼラに負けるの勉強と筋力だけだもん。俺は全然良いよ」


「……………………………………………」


(まぁ、事実だもんな。それは)


「うざっ、死ねばいいのに」



なんかボソッと死ねとか聞こえたような気が………私も言われまくってるし、言いまくってるからいいけどさ。


シャゼラの暴言って普段が敬語ばっかで話しているから、余計に印象に残りやすいんだよね。

普段から暴言ばっかしか言わないお兄ちゃんとか私とかだと言わない方が珍しがられるくらいよ。


普段どんだけ毒吐きまくってんだよってなるが。



「シャゼラ、さっさと開けて。あんまりのんびりしているのもあれだから。開けられそうなのシャゼラくらいしか居ないんだから」


「ていっ!!」



手越か。







____ドゴォォォォオオオオオンッ!!!!____









「いやぁぁぁぁ!?」


「ふふふっ………!!」



お兄ちゃんの急な女子みたいな悲鳴なビックリした。部屋にゴキブリ出た時も同じリアクションしていたな……


その悲鳴で私もビックリするんだよな……


本当にマジでビックリするからさ。悲鳴上げるの止めてほしいです。機嫌悪い時にやられると割とキレそうになる。



(てか、シャゼラ……本当に素のパワーだけで扉ぶっ壊した……?)



シャゼラが扉を殴ると、扉から轟音が響き渡って扉が建物の内側に倒れた。殴ったところから半径数メートルに渡ってクレーターのような大きなヘコみが出来ていた。


こりゃ……凄いな。流石に魔術を纏っていないと無理よ。こんな荒業。



「ふぅ。兄様、姉様。開きましたよ」


「それは壊したっていうんだよ」


「報告内容に虚偽が見られますな」


「一応開いてるじゃないですか」


「開いてるんじゃない、壊したっていうんだよ」


「殴った時の声と起こってることにギャップがありすぎる」


「ていっ」

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