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白銀少女戦記 〜醜悪と華麗の境界に、唱う偶像達〜  作者: 結城斎太郎
カルモノヲ・カル・ダヰサンゲン 【multi level projecting [Sphere of center]】《thousand summer’S_heaven’S door》

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Re.ASCENSION【 24 】

「早速、入りましょう」


「どうやって入るんですか?」


「扉を開ける………嫌、壊すか」


「急に暴力的になるの、なんでなの!?さっきまで散々隠密にって言いながらさ!!」


「嫌、壊す以外に先に進めないでしょ」


「押したら開くわけでも無さそうですしね。そもそも押すよりも壊した方が楽ですしね」


「そうそう」



そうそう、じゃねぇよ。


喧嘩は駄目なのに扉壊すのは良いのかよ。扉壊す方が明らかにヤバい気がするんですけど。普通に器物破損だわ。


あんな偉そうなこと言っておいて、いざとなったら自分の発言を手のひら返し……っていうわけでもないか。


確かに、扉を押して開けるのは無理があるし。そもそも絶対に鍵掛かってるだろうから。だったら壊すしか無いのは当たり前か。



「そういえば俺達って、敵の潜伏先行く時に塔の確率高くない?」


「そうなんですか?姉様」


「えっ?ん?あぁ……まぁ、そうかもしれない」



それ、今どうでもええやろが!!


確かに!!とは思ったけど、今する話じゃないでしょうが。壊して進むなら早く壊してくれよ。私のスキルとかだと加減しても破壊力が半端ないから駄目なんだよ。


衝スキルなんて物を破壊するための能力なんだから。そのためだけの能力だから。それ以外に需要無いんだから。

しかも、衝スキルっていうだけで使いこなせなくても爆発的な威力が最初から備わっているスキルだから。センスとか努力とか関係無いところで強いんだよ。


ただのデストロイヤーですから。私。


まぁ、スキルじゃなくても魔術とか使えばいいんじゃない?って話にはなるけどね。



「この扉って魔術とかスキルとか無効化付いてます?」


「………ん?これって……魔術を無効化する、スキルを元にした結界みたいなの張られているっぽいな」


「そんなスキルがあるんですか?」


「あくまでスキル由来っていうだけの話。でも、それなら……俺の無効化で何とかできるんじゃない説」


「そっか。お兄ちゃんって無効化のスキル?みたいなヤツだもんね」


「無効化して吸収したところで使い道は限られてくると思うけど」


「同じ分を別なスキルに還元できるとかっていうのは無いの?主人公ならではのご都合主義的なノリで」


「俺の無効化は初期設定維持だから。初期設定のままで、魔術とか組み合わせたりして何とかやってきたから」


「兄様、この扉……私に任せてもらってもいいですか?」


「えっ?あっ、あぁ……うん」



なんやコイツ。


急に話に入ってきたかと思いきや、急に自分で扉を開けるとか言い始めた。お兄ちゃんが結界解除して開けるっていう流れになっていたのに。


お兄ちゃんの能力使った方が早いしノーリスクで中に入れるというのに………こういう余計な時にでしゃばるのは良くないよ。


お兄ちゃんもお兄ちゃんで了承するなよ。そこはしっかりと「俺がやる」って言い切ってほしかったな。



「シャゼラ、どうやってやるの?魔術もスキルも効かないんだよ?だからお兄ちゃんがやるっつったのに……手間が省けるっていうのに何を言い出すんだか……」


「気合いで」



…………はい?

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