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白銀少女戦記 〜醜悪と華麗の境界に、唱う偶像達〜  作者: 結城斎太郎
カルモノヲ・カル・ダヰサンゲン 【multi level projecting [Sphere of center]】《thousand summer’S_heaven’S door》

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Re.ASCENSION【 17 】

(まぁ、そんな兄貴の背中を追いかけてる私も闇が深いよな~)


「ズズズズ…………!!」


「シャゼラ、音立てすぎじゃない?」


「おごごごご………むごっむごっ、んぐ、ぶっ」


「ねぇ、シャゼラ。本当に汚い。口の中が見えてる。マジで汚いから」


「……………………んっ、すみません………」


「コイツ、なんでアイドルやってんだよ」


「メンバー組み込んだの、お前だろうが」


「そうだけどさ……これは違うじゃん」


「まぁ、言わんとしてることは分からんでもない」


「何の話ですか?」


「「お前の話だよ」」


「えっ?」


「普段食べ方綺麗な癖に、たまに汚くなるの何でなの?維持し続けるっていうことは出来ないの?」


「割と飽きっぽいんですよね」


「知らねぇよ」


「でも、貫くべきとこ………自分で決めた課題は最後までやり抜きますよ!!」


「シャゼラってずっと腹から声出して話していないと駄目な病気でも患ってんの?」


「えっ?」


「駄目だ、言葉が通じてないよ」


「チュルチュルチュル…………うまっ」


「綾音みたいに静かに食えないの?そんなズズズズ……!!ってオッサンみたいな音立てなくてもよくない?」


「お兄ちゃん、隣」


「えっ?」



お兄ちゃんもポンコツだな。


オッサンみたいに……とか言うのは勝手だけど、隣の席にオジサンがラーメン啜ってる横でそれを言うのはアウトですよ。ギリギリアウトとかじゃなくてガッツリアウトです。


お兄ちゃんはオジサンと目があって「あっ、すみません。なんでもございません」って言ってた。オジサン、舌打ちしてた。

言う方に問題があったとは言え、謝っている人間に対して舌打ちする時点で、オジサンもオジサンで人間としては終わってるね。


逆ギレされたとかなら分かるけどさ………オジサンってこういうの未だに居るんだよな。過去に縛り付けられた哀れな生き物なんだなって。


治さないと惨めな人生送ることになるよ。

お兄ちゃんもお兄ちゃんでもう少し周りを見て発言しないと。トラブルメーカー気質っていう自覚があるんなら発言には気を付けないと。


発言に関しては私も他人のことを言えた様ではないけども。



(外で飯食うだけでも大変だな………色々と)


「お客様!!お冷やお入れいたしましょうか!?」


「あっ、はい。お願いいたします」


「へいっ!!どーぞ!!」


「ありがとうございます……」



お兄ちゃん、急に縮こまってる。


普段とか年上とかベテランに対してバチバチに当たり散らかしている人間とは思えないくらいに「あっ……あっ………」ってチー牛みたいなコミュニケーションの取り方してる。


店員さんには丁寧に対応するって意識しているみたいだけど、それが行きすぎて只のコミュ障みたいになっちゃってる。


まぁ、そんなとこが面白かったりする。真面目なんだなって思ったりも。



「お客様……薄々思っていたのですが……もしかして、楓の………」


「はい。そうです。松岡綾音です」


「ですよね。最近勢いのアイドルグループですし。ジャニーズ系女性アイドルのような……」



えっ、店長さん?


小声で普通に話せるんか。最初からその状態で話してほしかったな。

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