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白銀少女戦記 〜醜悪と華麗の境界に、唱う偶像達〜  作者: 結城斎太郎
カルモノヲ・カル・ダヰサンゲン 【multi level projecting [Sphere of center]】《thousand summer’S_heaven’S door》

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ASCENSION【《|| 佰参 ||》】

これから、どうしようかな。


佳織さんとかママとかと連絡取ってみようかな。黒幕についてメインに調べているのが2人だってパパから聞いたから。

なんか、スパイみたいなことをしているみたいだね。幻魔術と何かの術を掛け合わせて顔とか変えて潜入しているっぽい。


科学も進歩するけど、魔術も進歩するんだよ。


第三次世界大戦よりも多種多様な魔術が考案されて、古式に関してもグレードアップしているし。


ママとかが使っている幻魔術による変化の術式も、顔だけとか体型を少し変えるだけだったのが、今では身長までも変えられるようになって、変化前の本人の特性をそのまま残して、完全な別人に変われるっぽい。


骨格から変えられるらしいね。


だから声帯も変えられるっていうことにもなって、声色も地声から変えられるというもの。流石に超高難易度の術式だし、幻魔術は本来なら遺伝子によって先天的に備わるものだから。


使えるのもママくらいか。頑張って使えるのはパパくらいか。後は私と憂依と……いのりさんは頑張る人間じゃないから無理だな。


毒親になっていないだけマシなもん。パパが監視していなかったらやばかったと思う。


元最前線組だったはずなのに、結果として落ちぶれる人間も居るもんなんだな。どこの世界にも汚点は付き物ってことよね。



「暇になっちゃったなー」


「………あのさ、千明さんのところとか言ってみない?」


「大丈夫かな?ママの邪魔にならんかな?」


「憂依とか邪魔しまくってるだろ。多分」


「そりゃそうでしょ。私の双子の姉やぞ」


「それもそう」


「どっちも頭悪ぃもんな。大胆不敵な神経質」


「うるせぇな。どういうことだよ」


「そのままの意味だよ」


「………………………………?」


「なんでちょいちょい無言になるんだよ。そんな難しいこと言ってねぇだろ」


「じゃあ、千明さんのとこに行くってことでいいの?」


「あぁ、うん。連絡しとく」


「佳織さんも居るんか」


「居ると、思う」


「てか、佳織さんって良い年齢なのに彼氏とか作らないの?」


「恋愛する気なくなったって言ってたよ」


「何かあったんかね?」


「恋愛よりも他にもやることあるって言ってるし。テンプレのメンヘラみたいな感じではないでしょ。承認欲求の化物のメンヘラ女だったら、彼氏要らないとか言っても速攻作るでしょ?」


「うちのクラスにも居るわ。クソほどメンヘラのヤツ。目の下ナメクジになってんだよな」


「高等部でメンヘラ多いの?」


「いや、うちらの世代だけじゃね?なんか無駄に多いんだよな……」


「良いんじゃん?他人は他人ってことで」


「ぶっちゃけ興味無いんだけど、ちょいちょい「私、良い男と出会えないのかなー?」とか独り言みたいに話し掛けてくるからウゼぇんだよ」


「シカトしとけ、そんなん」


「シカトしてるから独り言みたいになってる」


「殺しちゃえ☆」


「殺れるもんなら殺りたいわ。多分、次絡んできたら本気でぶん殴る自信しかない」


「ほどほどに」


「結憂に言われても説得力がねぇ」

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