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白銀少女戦記 〜醜悪と華麗の境界に、唱う偶像達〜  作者: 結城斎太郎
カルモノヲ・カル・ダヰサンゲン 【multi level projecting [Sphere of center]】《thousand summer’S_heaven’S door》

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ASCENSION【《|| 玖拾玖 ||》】 ONE FOR THE WIN











◐ ◐ ◐ ◐ ◐












愛生さんとの戦いの後、私は綾姉さんとシャゼラさんと話している。ついでに瑠々も同行してる。優寿は親に呼び出されたっていって実家に帰った。


多分、物語の都合上……人が多すぎるから省かれたんだろうな。優寿ってメインキャラなのに必要無い場面だと即刻消されるの面白いな。


そして、出てきた時にゴネるんだと思う。「私ってメインキャラでしょ!?」ってギャーギャー騒ぐんだろうな。


うるさいから出てこなくていいよっていう気持ちは、ちょっとありますな。



そして、今は総督府の喫煙所。


受付の喫煙ブースを占領してしまっている状態だ。10人以上余裕で入れるスペースがあるにも関わらず、私達4人で広々と使っている。


誰も入れないようにしているんじゃなくて、誰も入ってこないのだ。入ろうとした人も何人か居るんだけど、扉開けて中を確認したら「あっ……」って言って居なくなる。


別に大した話をしているわけじゃないんだから、普通に入ってくればいいのに。



「なんか、入ってこようとする人達、カラオケで部屋間違えた時みたいに居なくなるの何でだろ?別にはいってもいいのに」


「綾姉さんも変な例え方するよね。共感は出きるけど」


「私、間違えて知らない人の部屋開けちゃった時とかパニックになってすぐに閉めて居なくなっちゃう。それで後々「あー、謝るの忘れたー」って罪悪感が……」


「メンヘラオバサンだもんね」


「大学の時だわ」


「今でも変わらんって」


「多少はマシになったと思うけど」


「って言われても昔の綾姉さんのことを私は知らないしな。YouTubeでしか見れてないし」


「自分でもあんなんだったっけ?って感じのクソDQNだった」


「よくあれでアイドル名乗ってられるなって」


「兄さんがぶっちゃけ知名度上がるように仕向けたからね。絶対に跳ねるように仕組んでるんだから。ジャニーズと一緒。ジャニーズが百発百中なんじゃなくて、ジャニーズの裏の力で意地でも百発百中にさせてるんだよ」


「なんで綾姉さんがジャニーズの裏事情知ってるのかは触れないでおくわ」


「KinKi Kidsの硝子の少年は、ジャニーさんが作る人達に「絶対に売れる曲を作れ」みたいな滅茶苦茶圧力掛けてたっていうのは聞いたことありますね」


「確かに、あの曲は誰が歌っても良い曲だもんね。一番は本家だとしても、他のジャニーズの誰かが歌っても様になる曲って凄いと思う」


「ジャニーズのデビュー曲は基本的に誰が歌っても違和感無いもん。デビュー曲だけじゃないけど。作る側のプレッシャーえぐいだろうな」


「…………で、なんでこんな話になってるんだっけ?」


「シャゼラ喋ってないし」


「兄様と良祐にLINEしてました」


「美奈子、大丈夫なの?そういえば」


「兄様と良祐が見てくれてます。凄い申し訳ないですけど」


「パパ、子供好きだからね」


「子供と年下と動物に優しいのに、年上には有り得ないくらいに非情という。冷たいってレベルじゃないよね?本当に同一人物なのかを疑うレベル」


「そこまで悪いことでもないから、誰も何も突っ込まないんですよね……ちょっと言われたくらいじゃ曲げないですから、兄様」


「それな~」

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