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白銀少女戦記 〜醜悪と華麗の境界に、唱う偶像達〜  作者: 結城斎太郎
カルモノヲ・カル・ダヰサンゲン 【multi level projecting [Sphere of center]】《thousand summer’S_heaven’S door》

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ASCENSION【《|| 玖拾肆 ||》】

「ごふっ………!!はぁ……!!心臓を………!!」


「ありゃ、流石に一発じゃ死なねぇか」


「はぁ……!!はぁ……!!」


「てか、あれ?シャゼラは?」


(あっ、そういえば居ないな……えっ?どこ?)


嵐術(らんじゅつ)・”互乗砂塵雷(ごじょうさじんらい)”」











___バリバリバリバリ………!!___








「あっ________!」


(えっ、どこから出てきたん?)









___ズドンッ!!!!___









「こはっ………!!ぁぁ……」


「えっ、シャゼラ……?」


「虚勢だけじゃ何も叶わないですよ」



シャゼラさんが誰の目にも追えない速度で、愛生さんの心臓のあたりに雷の渦を槍のように凝縮させたものを突き刺した。

綾姉さんの目でも追えなかったのはビックリだ。本当に光の速度で移動したのかと思うくらいだ。綾姉さんが愛生さんに一発お見舞いした時は、まだ目の前に居たはず。


それなのに、僅か数秒にも満たない間で愛生さんを即死させるような一撃を与えるなんて。シャゼラさんには隙という概念すらも無いみたいです。


シャゼラさんの攻撃を食らって地面に倒れる愛生さん。そこから動くことなく絶命……しているよね?本当に即死していると思う。


シャゼラさんの顔には眉間にシワが寄っている。



「おぉ……シャゼラ……また殺害件数上げる気か?」


「えっ?何がですか?」


「総督府入ってから数ヶ月くらいから人殺しすぎてって注意受けてるやん。サージェスからは良いとしても、柊さんからも言われちゃったら……」


「知らないですよ」


「まぁ、だからなんだって話にはなるんだけどさ……なるべく止めてね?くらいだし」


「別に籍抜かれるわけじゃないんですから何でもいいじゃんって思いますが」


「お前の場合はアウトだけどな。最前線組じゃなかったら普通に危なっかし過ぎて籍外されてもおかしくない。クエストバーサーカーだけで何千人殺したって話だよ」


「2、3000……くらいですよ」


「多いわ。理由はあれどもって感じだわ。一年足らずで身内の殺害4桁オーバーはお前が初だって言われとるわ」


「スパイみたいなのを平気で入れてる方が悪いと思います」


「………………結憂、助けて」


「いや、私に助けを求められても」


「兄様だって最初から何も言わなかったですし」


「兄さんはそういうところにあんま触れないタイプだから。理由があるなら仕方無いって考えだもん。にしても、流石に兄さんからも言ってほしいところであるけど……」


「んー、何でも良いんじゃん?結果オーライでしょ。今回は殺さないと駄目なパターンだし。どっちにしても」


「嫌、情報聞き出さないといけないからって。なるべく半殺しぐらいに留めて生け捕りにしろって。本当の向こうの黒幕を探すんだったら、そこと深く繋がっている人間から聞くのが一番だって。兄さんと柊さんの話し合いで」


「あっ………私、やらかしました?」


「柊さんは何て言うか分からんけど、兄さんなら「まぁ、そういうこともあるから」って終わらせると思う」


「だったら良いか………ふぅ」


「良くはねぇよ」

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