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白銀少女戦記 〜醜悪と華麗の境界に、唱う偶像達〜  作者: 結城斎太郎
カルモノヲ・カル・ダヰサンゲン 【multi level projecting [Sphere of center]】《thousand summer’S_heaven’S door》

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ASCENSION【《|| 漆拾 ||》】

『うるさっ、いちいち声でかいんだよ』


『佳織、喧嘩売ってる?』


『いや、なんでもございません………』



綾姉さんが怖すぎる件について。


ずっとイライラしてる。スカートのポケットに手を突っ込んだり髪の毛いじったりしている。仕草が完全にイライラしてるときのパパなんだよな。ついでに顔も同じだし。


こんなところでも兄妹出さなくてもいいよ。



『姉様から先食べてくださいよ』


『はぁ?』


『綾姉ちゃんから食って』


『チッ…………マジかよ………カルテナさん、マジで次会ったら本気でぶっ飛ばすわ。鼻の骨へし折ってやるわ』


『あまり言うとコンプライアンスに引っ掛かりそうだから止めてよね?』


『………………うわっ、まんま虫じゃん』



綾姉さんがついにサソリの小分けのパッケージに手を触れる。

本当に嫌がってるの面白いな。そして、ゆっくりと蓋を開ける。臭いを嗅いで「何にも臭わない」と一言ボソッと呟いてた。


嗅ぐなよ。凄い嫌そうな顔をして嗅ぐなよ。



『食べれそうですか?』


『いやぁ………無理かも』


『特に尺とか気にしなくていいから』


『……………行くわ』


「「「おぉぉ~!?」」」



綾姉さん、サソリを食う。さそり座の女の隣で。


尻尾を持って口の中に放り込む。一口で行くタイプなんやね。豪快なところも相変わらずみたいで。女子高生がやるようなことじゃないな。色々と。


綾姉さんは無言で真顔でずっと咀嚼を続けているが、口の中の音が凄い聞こえてくる。ポリポリとかバキバキとか………なかなかグロい音が聞こえてきますね。


なんか、だんだんと顔が険しくなってるし。



『お味は?』


『……………土くせぇ蟹とか海老とか……そこら辺の味』


『土臭いってどういうことですか?畑?』



シャゼラさんって本当に発言ズレてるんだよ。土臭いで何で畑が出てくる。流石は西瓜はスイカバーのような状態で自然界にあると言うだけの人間だけある。



『は、畑?』


『えっ?土って畑じゃないんですか?』


『何言ってるかわかんない』


『あれ?綾姉ちゃん、意外と平気そう?』


『美味しいまではいかないけど、普通にエビ食ってる感じだから結構……まぁ、いけなくはないかなって』


『2匹目いく?』


『あっ、うん。全然大丈夫。1匹食べたら見た目とかも抵抗無くなったわ』



成長が早い綾姉さんであった。口調も優しくなってるしね。1匹食べるまで酷すぎたっていうのもありますけども。



『シャゼラも食べなよ』


『私ですか……』


『普通にエビ』


『見た目虫ですよ、これ』


『1匹腹に入れればなんてことない』


『綾姉ちゃん、もう少しトークどうにかならない?言葉にいちいち角立ってるんだけど』


『お兄ちゃんだって立ちまくってるじゃん』


『あ、朝の話ですか?』


『ちげぇだろ!!………んふっ……ふはははは………!!それは完全にアウトだよ』


『兄様だって男ですもん』


『嫌、そこら辺は知らないけど………』


『終わりにしろ。シャゼラ、お前次言ったら出禁にするからね?動画ボツになっちゃうから』


『あっ………すみません』



シャゼラって何にも考えずに言うから、普通に下ネタ言っちゃうんだよね。

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