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白銀少女戦記 〜醜悪と華麗の境界に、唱う偶像達〜  作者: 結城斎太郎
カルモノヲ・カル・ダヰサンゲン 【multi level projecting [Sphere of center]】《thousand summer’S_heaven’S door》

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ASCENSION【《|| 陸拾玖 ||》】

『はい、綾音っす』


『シャゼラです』



冒頭からテンション低いな。目の前にサソリ入った袋置いてあるからかな?思い切りSCORPIONって書かれた袋があるからね。サソリのイラスト付きで。



『ほらっ、2人とも。もっと元気出してよ』



喋ってるのは佳織さんかな?


カルテナさんとママは不在らしいね。企画した本人が別のスケジュールがあるとか概要欄に書いてあった。当時の未成年組の3人で撮影していたんだね。



『うるせぇな、出るわけねぇだろ』



本当に昔から変わらない綾姉さんの口の悪さ。なんでこんなので人気出るんだろうか?



『えっ、なんでサソリなんですか?そもそも』


『シャゼラ、さそり座でしょ?さそり座の女ってことで』


『美川憲一じゃねぇんだわ。しかも私はさそり座ですらねぇわ』


『綾姉ちゃんって何座?』


『双子座』


「「「ふははは………!!」」」



ガチギレしながら「双子座」っていう人間がこんなにも面白いとは思わなかったわ。本当にガチギレしてるんだなって顔してるもん。嫌がり方がガチ。


シャゼラさんは袋持ったり置いたりを繰り返している。はしっこの方にタランチュラとかイモムシとか……ゲテモノのテンプレが並んでる。


虫食わされる高校生アイドルっていうのが面白いね。やってることがプロの芸人と変わらない。



『まぁ、綾姉ちゃんはオマケみたいなもんだよ』


『ぶっ殺すぞ』


『それは企画したカルテナさんに言ってよ』


『アイツ本気で殺すわ』



言ってることがDQNなんだよな……


いくら嫌いでも嫌でも言葉くらいは少しは選んだ方がいいと思われ。



『2人は虫食べたことあるの?』


『私は無いですよ』


『バッタ……つーか、イナゴはお兄ちゃんと食べたことあるくらい』



イナゴ食ったあるとか言ってたな、そういや。


これとは関係無いところで既に食わされてたのはウケるな。



『美味しかった』


『佃煮だったから結構旨かった。ご飯と合う』



美味しかったんかい。ご飯と合うとか普通に美味しく頂いておりますやん。



『姉様、本当に虫無理なんですけど………カルテナ様もなんで来ないんですか?企画した本人ですよね?えっ?なんでなんですか?』


『知らねぇよ』


『シャゼラに当たらないの』


『てか、テメェも食えよ。呑気に撮影だけさせねぇからな?無理矢理にでも口に運ばせるからな?動画ボツになろうが知らねぇから』


『えっ………いや、それは…………』


『無理矢理食わされたくねぇなら自分で食えよ』


『はい……………』



ジャイアンの方が100倍可愛く思えるような理不尽さ。ただのいじめっ子みたいになっちゃっている綾姉さん。


もう、冒頭からずっとヤンキーやん。


動画じゃ絶対に言えないけど、タバコ吸えないから余計にイライラしてるんだろうな。



『あぁ………最悪だわ………ほんと、無理だわ』


『姉様、とりあえずそのまま一匹食べてみます?』


『えっ、このまま行くの?』


『ほいっ』


『キャァァァァァァァァァァ!!!!!!!』



綾姉さんの本気の悲鳴が聞こえました。


シャゼラさんがサソリの入っている小分けのパッケージ見せた瞬間に綾姉さんが発狂した。綾姉さんは悲鳴あげる時ちゃんと「きゃぁぁ!!!」って叫ぶんだなって思う。


そこら辺はちゃんと女子みたいで安心しましたわ。



『ねー!!本気でキモいんだよ!!ムリムリムリムリ!!!!』

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