表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
白銀少女戦記 〜醜悪と華麗の境界に、唱う偶像達〜  作者: 結城斎太郎
カルモノヲ・カル・ダヰサンゲン 【multi level projecting [Sphere of center]】《thousand summer’S_heaven’S door》

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

5265/30598

ASCENSION【《|| 伍拾伍 ||》】

「チッ………お前さえ余計なことを言わなきゃ惑わされることもなかった………妹も……彩羽も死ぬことはなかったんだよ!!」


「知らねぇよ、そんなん」


「えっ?闘上仙の鶴ケ島彩羽ってあの人の妹だったんですか?義妹とかですか?」


「いや、実妹。父親違いの」



えっ、シャゼラさん。今それを聞く必要あるかな?


いつでもどこでも天然を発動させるシャゼラさんにはドン引きの言葉以外に思い付かないな。



「あの、河端さん。何をそんなにキレてるのは知らないですけど………とりあえず私達を殺したいというのは分かりました。だったらさっさと戦いましょう」


「赤城結憂………!!随分とデカくなったな………」


「それはどうでもいいですよ。パパからも早く帰りたいっていうのが来てるんで。私も早く帰りたいんで殺るならさっさと殺り合いましょうよ」


「餓鬼が………!!なめた真似してんじゃねぇぞ!!」



もー、ただのヤンキー。ただのDQNやん。


綾姉さんも綾姉さんで私の隣で怒鳴り散らしているし。こんなところで発声練習しなくていいから。私の鼓膜が終わるから。

人間って案外成長しないんだなって思う。高校までの生活環境で大切なんだなって常々思うわ。


こんなのが兄貴の卒業式で泣いたりとかって想像付かんわ。そもそもブラコンなのが想像付かへんがな。彼女面して花束みたいなのを渡して受け取り拒否されたって話は面白かったけど。


その後に滅茶苦茶パパが綾姉さんにブチギレられたって流れまでもが全て面白い。

ブチギレられても平気な顔してたらしいけど。変に女慣れしているから何とも思わないんだな、この頃から。

意外とTikTokとかと同じようなことすんだなって。長いものには巻かれないスタイルな癖に。そういうところはちゃんと巻かれるスタイルなんだな。



そんな綾姉さんも33歳になっても真っ直ぐです。



「そもそも喧嘩吹っ掛けてきたのは向こうなんだからよ。そんな私達にキレられても理不尽なんだよ……テメェ等が余計なことしたからだろうが。そもそも殺されないだけの力付けとけって話なんだよ」


「あのなぁ………」


「あのなぁ、じゃねぇんだっつっの。こっちだって殺されねぇように……兄さん達も殺されねぇようにって昔から考えてんだよ。そんな周りも見えねぇ奴が妹だなんだって騒いでんじゃねぇよ。守りたい人間もロクに守れねぇ自分の非力を恨めよ」



上記の台詞をアラサー未婚の女が言ってるとは思えないな。もはやジャンプの主人公だわ。ダークヒーロー的なポジションの主人公だわ。


ラノベで言ったら禁書のアクセラレーター的な。


言うことだけじゃなくて行動もしっかり真っ直ぐなのはカッコいいとは思う。やり過ぎなくらいに真っ直ぐなんだよな。


唯我独尊と猪突猛進の塊みたいな人間だわ。



「クソォ………やろぉぉがぁぁぁぁぁぁ!!!!」


「”火遁・閻魔ノ豪炎(えんまのごうえん)”」


「_________!!」











_____ゴォォォオオオオオオオ……………!!!!____











「散れ」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ