表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
白銀少女戦記 〜醜悪と華麗の境界に、唱う偶像達〜  作者: 結城斎太郎
カルモノヲ・カル・ダヰサンゲン 【multi level projecting [Sphere of center]】《thousand summer’S_heaven’S door》

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

5229/30607

ASCENSION【《|| 拾玖 ||》】金木犀の華束

「……………っ!?お前らは…………!!」


「あっ?なんすか?」


「初対面でお前って言われるのはスゲェムカつく」


「それは分かる」


「そこの金髪はシャゼラか」


「…………えっ?何か言いました?」



聴いとけよ。音楽聴いてるとは言え、片耳空いてんだろ。なんで急に聞こえなくなるんだよ。どんなタイミングで突発性難聴起こしてんねん。


てか、スマホをいじるのを止めなさい。歩きスマホを止めなさい。うちらの家系でスマホをいじりながら歩いたりしてるのはシャゼラさんくらいだよ。


歩きタバコはするくせに歩きスマホはしないっていうね。いじる時は止まって道の端によっていじってるしね。


シャゼラさん、普通に歩きながらいじるからね。本人は周り見ながらやってるから大丈夫って言ってますけど。そういう問題じゃないんだよ。


言っても何か「ふえっ?(ᐛ)」って感じだから誰も何も言わなくなったけど。こんな馬鹿な女なのに、なんか急に勘が冴えたり、実は色々と考えているからさ。


馬鹿なのか頭良いのか分からん。本当に馬鹿と天才は紙一重なんだなって思うわ。



「緋色の金木犀………」


「それ、シャゼラさんの昔の異名じゃなかったっけ?」


「うん。香住ヶ丘の制服が赤って言うのと返り血を浴びてっていうので。楓でのシャゼラのイメージの花みたいなのが金木犀だし」


「花言葉は陶酔だっけ?」


「ある意味………当たってるんじゃない?陶酔というか独占というか……」


「ヤンデレだもんね」


「懐かしいですね。その異名」



異名のとこしか聞こえてないのかよ。


緋色の金木犀って……結構まんまの名前だよね。楓を抜きにしても、金髪で赤い服着てるだけでっていう話だし。


多分、そこのカテゴリーなら結構な人が当てはまるような気がするわ。



「皇血術式の使い手、遁術の使い手だったな」


「火遁とか水遁とか………NARUTOだわ」


「忍術って言ったらNARUTOのパクリになるからっていうことで遁術っていう名前にしたっていう事情があるとかないとか」


「一応出来なくはないですけど。豪火球くらいなら出来ますよ」


「いいよ。やんなくて」


「流石に天照とかは厳しいかもですけど」


「それまで出来たら本当にうちは一族」


「昔はシャゼラとクエスト行った時は2人でアニメの技真似てたよ。シャゼラがNARUTOの技やりまくってた」


「螺旋丸覚えましたし」



本編で出てこないからって裏では相当やりたい放題だったみたいだ。



「雑談はそこまでだ」


「はい」


「ふっ………」


「何をヘラヘラしてんの?綾姉さん」


「シャゼラの真顔の「はい」が面白かった。ジワる」



パパもパパで何で私のところにこんな頭の悪いアラサー姉妹を送り込んできたのだろうか。勘弁してほしいわ。私一人じゃ対応しきれません。


そういうところなんだよなー。私に押し付けようと思ってやったわけじゃないんだろうけど。気を遣ってくれているのは確かだもん。


この2人が側に居れば間違いなく大幅に戦死のリスクが無くなるし。ほぼ0に近くなる。でも、別に私単体でも死ぬような真似はしませんけど。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ