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白銀少女戦記 〜醜悪と華麗の境界に、唱う偶像達〜  作者: 結城斎太郎
カルモノヲ・カル・ダヰサンゲン 【multi level projecting [Sphere of center]】《thousand summer’S_heaven’S door》

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ASCENSION【《|| 拾肆 ||》】

「では、返しますかね」













____ビュンッ………!!____













シャゼラさんの送球……じゃねぇわ。投げた矢は綾姉さんの時と同じように一直線に飛んでいって森の奥に消えてなくなった。


と、同時に断末魔が聞こえた。


見事にシャゼラさんが刺しました。そのままの意味でもぶっ刺しとる。



「ランナー、断末魔」


「走ってるかどうかしらないけど」


「今日は調子良いみたいですね」


「それは知りませんけど」



ちなみに、130キロオーバーでした。


ガタイが男だからな。それくらいは出るだろうね。しかもビックリなのが、一切助走とか付けないで出しているわけだから。


綾姉さんは助走付けてのスピードだから。助走付けてないのに綾姉さんよりも早いスピードで矢をぶん投げるとか怖いわ。


伸びも半端無かったもんな。


てか、敵アレに当たったんかって思うわ。たまたま避けられなかっただけかな?



「先に進みましょう!!」


「元気だね。本当に」


「32歳ってこんなに元気なのかな?」


「流石にデビュー当時と比べたら体力も落ちているよ。子供居るしさ。思ったほど落ちてはないかな?っていうくらい」



そこは真顔で話すんだなと思った。

情緒がどうなってるんだろう。しかも、先に進みましょうって言ってる本人が歩きスマホしながら歩いているし。

こんな木の根とかが入り乱れていて足場が悪いところで歩きスマホなんてやっていられるなって思うな。


何故か躓いたりしないから良いんだろうが。



「姉様!!」


「なんだよ、うるせぇな」



うん。私もうるせぇなって思った。


常に腹から声出しているような声量しているからうるさいんだよ。ボソボソ喋ってるくらいが丁度良いんだよ。



「あ、兄様が……!!」


「兄さんが何?」


「パパに何かあったの?」



本当に何かあったとは思わんから、綾姉さんも私もビックリしない。どーせ下らない内容に決まっているから。



「ラーメン食べてますけど」


「えっ!?」


「どこで食ってんの!?」



下らなかったが、内容が斜め上行きすぎてビックリしたわ。


なんでラーメン食べてんだよ。


確かに「腹減ったな」とかは言っていたような気はするけど。朝ちゃんと食べないから腹が空くんだよ。馬鹿じゃないのかな?



「うーん、兄様って本当にフリーダムの塊ですよね」



フリーダムの塊っていうのも言葉としておかしいような気がするが、言いたいことは分かったら触れないことにしました。


普段、良祐さんとどんな会話しているかが気になるな。これで会話が成り立っているのかが不思議なところである。


まー、良祐さんが上手いこと合わせているのだろう。シャゼラさんのエヘエヘとヤンデレを上手く対処できるパパ以外の人で唯一の存在だから。


2人しかシャゼラさんをマトモに相手できないから。相手できる2人が凄いんだけどね。本当に拾われるべくして拾われたって感じがしますね。



けど、やっぱフリーダムの塊って引っ掛かるんだよな。



(それにしても………異様な気配がさっきから消えないな。近くのはずなんだけど……)

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