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白銀少女戦記 〜醜悪と華麗の境界に、唱う偶像達〜  作者: 結城斎太郎
カルモノヲ・カル・ダヰサンゲン 【multi level projecting [Sphere of center]】《thousand summer’S_heaven’S door》

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ASCENSION【《|| 拾参 ||》】











◐ ◐ ◐ ◐ ◐













民宿のエントランスを抜けて、中庭の方に居る。中庭というか………森と言うか。ちょっとした雑木林みたいになっている。


もののけ姫にありそうな感じの森ですね。シシガミの森まではいかなくても。山犬とか出てきたらどうしようか?


「黙れ小僧!」とか言われたら、綾姉さんとか100%「うるせぇんだよ!!」って言い返しそうだわ。それを見ながらシャゼラさんはエヘエヘしているんだろうなって思う。


本当に最前線組はサイコパスしか居ないわ。私もあんま変わらないって思うと、それだけで病みそうなものです。



「なんか………気配しますね」


「そうだね。どっかに何か隠れてんでしょ」


(敵への嗅覚もえげつない。私も感じてはいるけど)












______ヒュッ………………!!______












「おっ?」











______パシッ!!______












「姉様!?」


「綾姉さん!!大丈夫……そうだね」



急に森の中から大きめの矢が飛んできた。毒の魔術も纏われていて本来なら素手で触るのも御法度なもの。


綾姉さんは「おっ?」とか言って片手でゴムボールでも受け取るかのように簡単に受け止めていた。


普通の弓矢じゃない………おそらく、バリスタとか何かから放たれたものだろう。弓矢よりも遥かにスピードが出ているものを何食わぬ顔で素手で取るとか。


自分でも出来てしまうのだろうと思うと、本当に人間を辞めているということに苛まされそうだ。だから戦争に出たくないんだよ。色々と複雑な心境になってきちゃうからさ。



「なんだ?毒矢?」


「紅蓮の弓矢」


「シャゼラ、これ喉元にぶっ刺していい?」


「いやですよー」


「もぉ………これ、どうしようかな」


「捨てればええやんけ」


「そうだね。ほいっ!!」











______ヒュンッ………!!_____












「えっ………」



捨てるというのは、飛んできた方向に投げ返すという意味ではないですよ?綾姉さん。


綾姉さんが投げ返した毒矢は飛んでいた方向に真っ直ぐ返っていったが………その後の行方は分からん。にしても肩が強すぎるな。


スマホのスピードガンのアプリで計測したら、127キロ出てたわ。魔術とかスキルとか使っていたわけじゃないから、素の身体能力オンリーでここまでの肩をしているとことになる。


強肩やな………でも、シャゼラさんはソフトボールやってたから更に強いけどね。シャゼラさんのレーザービームはマジモンのレーザービームです。


イチローもビックリのコントロールと肩の強さをしております。










_____ヒュンッ………!!_____














「あっ」













______パシッ!!_____












「今度は火矢か」


「そうですね」



シャゼラさん、凄いエヘエヘしている。


言葉は淡々としているような感じなのに、なんかエヘエヘしている。絶対に頭おかしいよ。この姉妹。女王の行動じゃないわ。


こんなんでも女王になれちゃう世の中が恐ろしいわ。ファンタジー系の物語だと、割と女王が誘拐されたりするのはテンプレだったりするけど……


この2人を連れ去ろうとかは思わないよな。連れ去ろうとした瞬間に首飛ばされるから。

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