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白銀少女戦記 〜醜悪と華麗の境界に、唱う偶像達〜  作者: 結城斎太郎
カルモノヲ・カル・ダヰサンゲン 【multi level projecting [Sphere of center]】《thousand summer’S_heaven’S door》

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ASCENSION【《|| 陸 ||》】













◐ ◐ ◐ ◐ ◐












さーて。始まりましたよー。


河端龍泱一派掃討作戦の初日。


既に河口湖の民宿前に来ております。

子供の頃に来た時よりも建物が大きくなってるな。倍以上は建物だけでも全体的に大きくなってる。いつの間に改築したんだろう。


頭悪い奴って外面から固める癖あるけど、本当に意味が分からない。自分の力を示すつもりで表面的にアピールしてるとか頭悪いじゃん。


控えめに言ってポンコツですよ。


そんなことしないと自分を出せないとか………パパもなんで……って思ったけど、適当に選んじゃったしね。楽観的だけど「何か余計なことをしたら潰せばいい」とかって考えてるから。


被害者側に一旦回ればこっちのもんだとか考えてるから。発想が怖すぎるもん。ひろゆきもビックリもサイコパス思考だよ。嫌、ひろゆきなら別に何とも思わなさそうな気はする。



「あー、やだやだ~。こんな馬鹿デカいところを潰しにいくとか……」


「なんか建物全体に術式展開されてるしね。空間系統かな?」


「そうだね~、多分見た目以上に建物の中は広くて複雑になってると思う」


「そうやすやすと攻略されてたまるかと」


「丸々ぶっ壊すにしても………術式掛かってるから、その術式掛けてる部分の空間の面積とか……そこら辺分かってないと、壊せなかった分はこっちに跳ね返ってくるから危ない」


「センサーにもなってるはずだし………」


「普通に抜け道が入り口だから。入り口だけなら壊して乗り込んでも大丈夫だよ。あえて抜け道を作るあたり、自分達が負けない自信でもあるんだろう」


「長年パパにすら感付かれてなかったとかで調子こいてるんだよ」


「兄さん………何となく分かってたとは思うけどな………中途半端に放置していたのは何でだろうな?」


「えー、流石にパパもこんなことになるくらいなら早いとこ芽を摘んじゃうでしょ~」


「本来の兄さんなら……そうするかもね」



言うの忘れてたけど、綾姉さんと一緒に居る。


パパは別なところで一人で待機しているようだ。


河口湖にはパパ、希世乃さん、綾姉さん、シャゼラさん、ママ……そこに私が居る。私と綾姉さんのコンビ以外は全員ソロで待機している。


建物のを全体的に囲むように潜んでるらしいが……どこに居るかは分からない。私達は隠れないで敢えて正面の入り口に立って先陣切れのこと。



それは良いんだけど………


綾姉さんが何か変なんだよな。パパのこと以外で辛気臭いに顔になるなんて珍しい。一応はパパが絡んでるとは言え………何故か不信感を募らせている様子なのが気になる。


「何となく分かってたはず」って言ってるけど、本当に分かってるなら、面倒臭いことを嫌うパパなら早い段階で片付けるはずじゃん。絶対に。


なんでわざわざ泳がす必要があるのかなーって思う。



綾姉さんはパパが敢えて河端一派を泳がしているっていう見方をしているのだ。そんなわけないと思う。けど、綾姉さんも直感の生き物で……本当に宇宙人で第七感も使えるような人だから。


直感力は相当鋭いから。頭の片隅くらいには留めておく。

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