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白銀少女戦記 〜醜悪と華麗の境界に、唱う偶像達〜  作者: 結城斎太郎
カルモノヲ・カル・ダヰサンゲン 【multi level projecting [Sphere of center]】《thousand summer’S_heaven’S door》

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ASCENSION【《|| 弐 ||》】

「今日は書類の確認だけでいいんですかね。それしかやること無さそうですし」


「どうなんだろうね~」


「ちょっと美紅に聞いてみるか」


「あっ、電話すんのね」


「うん。電話の方が良いかなって~」



希世乃が美紅にLINEで電話を掛ける。発信音はすぐに終わり、出てきたのは結憂だった。



『もしもし~、希世乃さんですかぁ~?』


「なんで結憂が出てるの?」



確かに美紅君に掛けていたもんね。結憂が美紅君の携帯を使って出てるということになるな。結憂が美紅君の携帯持ってるっていうことは美紅君も居るはずなんだけど……


なんで出ないんだ?お風呂とか入ってるのかな?



『パパ、ご飯作ってる~』


「えぇ………てか、美紅君ならご飯作りながら電話くらいなら出きるんじゃないの?」


『面倒臭いって言ってご飯作ってる~』


「お前、声高くなって嬉しいのバレバレだかんな」



綾音、流石に姪っ子を争うのは見苦しいぞ。



『そうかな~。なんかミートソース作ってるよ~。味見したら美味しかったな~』


「結憂、美紅君から何か聞いてない?」


『ママが持ってるらしい書類の件はママ、綾姉さん、希世乃さん、シャゼラさんの4人と……私とパパで動くんだってさ。佳織さんとカルテナさんは総督府の方に回るってさ』


「私達が本当に最前線の最前線になるってことね」


『うん。人数多くても仕方無いって。6人はあまりにも少ないってオバサンとオジサンと一悶着あったらしいけど。全部突っぱねてた』


「流石は兄さんだわ。そこに痺れる憧れるぅ~」


『パパが指示出しながら普通に戦線に立って、私はほぼソロで頑張るって。私がソロだからパパは基本的に私に付いてくれるってさ~』


「さっきから嬉しそうなのはそれか」


『モチベーションは上がるねぇ~』


「それは良いんだけどね~」


『場所は………河口湖に行くんだってさ』


「河口湖!?富士山じゃん!!」


『あそこにデッカい民宿あるじゃん?城みたいな木造の』


「あー、あるある。VALMの人がよく使ってるって話だけど………誰が使ってんのかは知らない」


「そこの民宿使ってるのが敵っていうことなのかな?」


『うん。河端(かわばた)一派って言ってたね』


『河端って………VALMの美紅君の次にデカい利権を持ってる奴じゃん。美紅君が適当に直接利権を繋げたうちの一人だよね?』


『だね。パパが繋いだのも吸収しちゃってるから………かなりの大所帯だよ。私達最前線組が動いている間に吸収していたらしい』


「うわぁ………マジか」



河端一派………VALMでは一番の大所帯と言われる組織だね。美紅君はあくまで身内にしか利権を回していないから、そんなに大きくはない。寧ろかなり小規模になるな。


名前は確か河端龍泱(たつお)。下にも結構な力を持っているのが沢山いて………クエストバーサーカーとしても名を馳せている人達が沢山居る。


河端龍泱に関してもクエストバーサーカーでかなりの力を持っているとの話だ。ただ、あまりにも総督府に反発しているからって最前線組には組み込まれなかった。


実力的には最前線組に余裕で参戦できるレベルの力を持っているから………なかなか手強い。



本当の本命は、こっちだったか。

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