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白銀少女戦記 〜醜悪と華麗の境界に、唱う偶像達〜  作者: 結城斎太郎
カルモノヲ・カル・ダヰサンゲン 【multi level projecting [Sphere of center]】《all green’S》

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▩ historia♯ 弐佰拾陸局 ▩ 〈FOUR QU♧D”éS〉

嫁よりもイケメンモデルとの食事が大事なのか。あんだけイケメン!!イケメン!!騒いでいるのに性的嗜好がストレートなのがな………そこが謎過ぎる。都市伝説くらいに謎過ぎる。


ちゃんと女が好きではある。美紅君は。


やっぱ女家系育ちなと感覚が女子に寄りすぎるものなのかな?女子の気持ちを分かろうとしてるとかじゃなくて本能的にそうしてるんだと思う。


じゃなかったら嫁よりもイケメンを選ぶはず無い。封筒だけ渡しておさらばなんていうことはしないはずだ。


本当に封筒だけ渡されたんだもん。喫煙所で。「これ、綾音とシャゼラと姉ちゃんに見せておいて」って言われた。


内容は言わなかったけど、メンツだけは指定したっていうことには何か意図したことがあるのかなっていうのは感じてはいるけどさ………



「じゃあ、開けるね?」


「そんなビックリ箱じゃないんですから」


「そうっすよ。昔の千明さんのメンヘラ発動タイミングの方がビックリ箱っすよ」


「綾音にだけは言われたくない!!」


「えっ?」


「早く開けましょうよ」


「わ、分かったよ………」



周りがあまりにも急かすので、さっさとあけることにした。そんな急かしたところで何になると言うのだろうか。

重要なことではあるだろうけど、詳しい説明も無しに渡すくらいなら……余程の緊急事態というわけでもないだろうし。


綾音はリキッド式の電子タバコを吸いながら「早く、早く」と煽っていた。

ちなみに、今更ながらに言うことになりますが……現在は綾音のマンションに集まっております。つまり、本川越に居るわけです。


希世乃のマンションに集まろうかという話にもなったが、場所が荻窪の方なので。川越で良いかということになり、本川越の綾音のマンションに集まっている。

人も都内と比べると結構な田舎になるので人も居ないという……情報漏洩の面でも安全だということで。




それで……話は封筒の方に戻るわけですが。


封筒の書類には「VALM上層ディストリビューター掃討作戦」という題名の下に色々と書かれていた。


VALM……今度はVALMに何かがあったのかな?


ヴァルドヘイムを発展させるために美紅君が考えた連鎖式の都市開発の利権を持っている組織のアレだけど……私達も一応は上層ディストリビューターということになっている。


最初は私達までもが討伐対象になるのかと思ったが、そんなわけないと思い、皆で書類を確認したところ………私達最前線組を除いた他のディストリビューターが何やら暗躍しているらしい。


そもそも冥界の件やら浦安の件やらも、大元がVALMの組織内で動いている奴等が居るというのを美紅君が見つけてくれたみたい。


いつの間に……っていうのは置いておいて。

まさか、身内でそんなことが起きているとは予想外だった。ちょっとした内輪揉めくらいはあったとしても戦争レベルにまで発展するようなことはなかった。


美紅君がトップリーダーで上手いこと中立の立場で動いていたから。美紅君の目を欺いて動いていたってなると、本当に誰にも気付かれなかったっていう可能性が大きい。


灯台もと暗しっていうのは、こういうことを言うんだろうか。

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