「378」:まだ残ってますね、深層心理の何処かに。根強い因習が。
「あっつ……!!ねぇ!脂はねたぁ!兄様!脂!」
「ホルモン来るから、もっと跳ねるよ」
[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]༆l̺͆l̺͆❂[[̲̅[̲̅ᛟ̲̅][̲̅ᛟ̲̅]…ホルモンの嫌なところそこだよね。マジで爆弾になる時あるから…[̲̅ᛣ̲̅][̲̅ᛣ̲̅]]☪︎l̺͆l̺͆༆[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]
「お待たせしました~。こちらが臓物盛り合わせと……海藻サラダ、ライス、わかめスープになります。お済みのお皿の下げますね~」
「ありがとうございます~」
「ごゆっくりどうぞ~」
[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]༆l̺͆l̺͆❂[[̲̅[̲̅ᛟ̲̅][̲̅ᛟ̲̅]…ホルモン来たよ~…[̲̅ᛣ̲̅][̲̅ᛣ̲̅]]☪︎l̺͆l̺͆༆[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]
「飲兵衛のジジイみてぇな食い合わせっすよね、フリーレンさんも」
「酒はそんなに飲まんよ。カルテナとは違うんだから」
「てか、わかめスープは誰?」
「俺」
「美紅くん、私が飲みたい」
「いいよ」
「フリーレンさん、受け取ってください」
[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]༆l̺͆l̺͆❂[[̲̅[̲̅ᛟ̲̅][̲̅ᛟ̲̅]…はいよ…[̲̅ᛣ̲̅][̲̅ᛣ̲̅]]☪︎l̺͆l̺͆༆[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]
「どもでーす」
「………こんなんでも、10万同時接続が安定って……本当にこんなんで収益貰っていいのか不安になるな。まぁ、配信者……アイドルなんてこんなもんか」
「税金収めればなんでもいいんですよ。ね?フリーレン様」
[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]༆l̺͆l̺͆❂[[̲̅[̲̅ᛟ̲̅][̲̅ᛟ̲̅]…変な話の振り方すんなよ、一応は私マネージャーなんだから。演者同士のやり取りに巻き込むなって…[̲̅ᛣ̲̅][̲̅ᛣ̲̅]]☪︎l̺͆l̺͆༆[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]
「焼肉入る前、散々のようにしゃしゃっていたのに、何で急にそんな感じなんですか」
[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]༆l̺͆l̺͆❂[[̲̅[̲̅ᛟ̲̅][̲̅ᛟ̲̅]…今は電流流せんから、普通にカメラマンに徹しているだけだよ…[̲̅ᛣ̲̅][̲̅ᛣ̲̅]]☪︎l̺͆l̺͆༆[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]
「私達はフリーレン様のDollsじゃないですよ。私は人形なんかじゃないです。世は舞台、人は皆役者とは言えどもですよ」
「それ、手越のDollsの歌詞じゃん」
「まぁ、アダ名手越ですからね!私もちゃんと手越のソロ曲は歌ってますよ。てか、普通にDolls歌ってますしね。歌みたでも配信でも」
……松にぃの影響っていうのは言わないんだな。手越というアダ名を付けられているから、そのアダ名に合わせているだけっていう印象を与えているから、実は「好きな男が推している男アイドルのソロ曲だから聞いて歌ってる」っていうのを言わないのか。
手越ちゃんって、意外とボロ出そうなのに、意外とボロが全然出てこないんだよね。そこら辺は割と器用なのかな?って最近になって気付いた。不器用さ丸出しのギフテッドっぽいのに、意外と器用なところあるんよなー。




