「350」:シャカシャカチキンに関しては、振り方がうるせぇんだよ。アレ、そんなに振らなくていいヤツだから。スッスッって軽く移動させるだけで粉付くよ。
「さっくんも「うんちだ!」って配信で言ってますよ」
[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]༆l̺͆l̺͆❂[[̲̅[̲̅ᛟ̲̅][̲̅ᛟ̲̅]…あれ?佐久間大介って配信やってたっけ?…[̲̅ᛣ̲̅][̲̅ᛣ̲̅]]☪︎l̺͆l̺͆༆[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]
「VTuber」
「それ、言っていいヤツなの?」
「思い切り匂わせして、自分の担当集めてんだから……なんでもありなんじゃないの?ああいうのって」
「まぁ、ジャニオタが言うなら……別になんでもいいんだけど」
「姉様も割と兄様に構ってもらいたいって感じなんですか?分かんないくせに絡んで、「訳わかんねぇこと言ってんじゃねぇ!」って頭イカれてますよ」
「………何か、それ言われるのが一番嫌なんだけど」
「えっ?配信中にヘラるのは止めてくださいよ」
「お兄ちゃん、手越がイジめる」
「週刊誌撮られちゃった?」
「あっちの手越じゃねぇよ!」
「週刊誌に撮られて、ニュースになっちゃったのか」
「手越がニュースになっちゃったっていうか、手越はNEWSでしょ。何言ってんの?松にぃは」
「確かに、環奈ちゃんの言う通りだわ」
[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]༆l̺͆l̺͆❂[[̲̅[̲̅ᛟ̲̅][̲̅ᛟ̲̅]…話がグッチャグチャし過ぎてて収拾つかなくなっちゃってんじゃん…[̲̅ᛣ̲̅][̲̅ᛣ̲̅]]☪︎l̺͆l̺͆༆[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]
「シャゼラ!その手越という男にうつつを抜かしているのか!?」
「それは兄様」
「男が男に色目を使っているだと?何とも気色の悪い……」
「おい、馬鹿王子。老害みたいな事を言ってんじゃねぇよ。殺すぞ。こっちが燃えるんだからな?ふざけんじゃねぇよ、ゴルァ」
「綾音ぇ……!!」
「綾音ぇ~、じゃねぇよ。環奈みてぇな呼び方すんなよ」
「フンッ……!!」
[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]༆l̺͆l̺͆❂[[̲̅[̲̅ᛟ̲̅][̲̅ᛟ̲̅]…環奈ちゃん、OUTだよ〜…[̲̅ᛣ̲̅][̲̅ᛣ̲̅]]☪︎l̺͆l̺͆༆[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]
「姉様、こういう時になると強いですよね。何か、本当に……姉様ってめっちゃトーク上手くなりましたよね。マジで最近覚醒してますよね」
「いだだだだ……!!痛い痛い痛い……!!」
綾姉の、今のは完全に不意打ちだったわ……!!まさか、さっきの流れで私の事がネタにされるとは思わなかったわ。今ので私の松岡綾音という人間の呼び方をネタにされるなんてマジで予想外だったわ。本当にビックリしちゃったモンニ。
マジで焦ったもんね、「綾姉」っていうところまでネタにしてくんなよ……って思ったけど、そこまでネタとして拾えるのが、マジで綾姉のトークスキルの幅の広さがガチで、日に日に目に見える形で進化していってんだよね。
変な笑い声出ちゃったし。ふんっ!とか言っちゃったよ。堂本光一のモノマネしている時の松田元太みたいな声出ちゃったじゃん。本当に勘弁して欲しいんですが。




